第23話 訓練

 オッス!俺レオ太郎!くれぐれもレオと呼んでくれよな!

 

 今日はシロじぃが本部に来る日で、今朝の連絡によるとミクちゃんとベルも連れてくるって話。普段子供たちの前では情けないとこを見られている俺なので、今日はカッコいいとこでも見せようと任務もサクッと終わらせてきてやった次第。雑魚セルリアンごときレオ様に掛かれば楽勝よ!小隊長に怒られて始末書書かなきゃだけど、シロじぃ達が来てるならそんなの後々!


 なんでも訓練場にいるとのことなので、俺レオ太郎は本部に戻るとまっすぐ訓練場へと走った。


 訓練場なら話は早い、近接戦闘の記録が新人でトップなのはこのレオ太郎なのだと紹介してやるチャンスだ。特にベルには若干やナメられ気味だったが、これで俺を尊敬するようになるはず。


「よし着いた!見とけよ見とけよ~?」


 仕事中はキチッとしてますってところをシロじぃに見てもらうのにも丁度いい。そう思うとなんだか親子参観の日のように感じてきて緊張してきた。

 だが俺はレオ太郎だ、誰がなんと言おうとレオ太郎なんだ、だから大丈夫に決まっているんだ。←?


 というわけで、さぁ見せてやるぞ!と堂々とドアを開けて奥へ進んだ。

 が、なにやら騒がしい?その理由は奥ではこんなことが繰り広げられていたからだ。


 ではどうぞ。


「今年入隊したばかりです!宜しくお願いします!」


 まず目に映ったのはホワイトタイガーの血を引く同期が勢いよく名乗りを上げ突っ込んでいく様だった、しかし次の瞬間こうだ。


「勢いは認めるがもっとホワイトタイガーとしての特性を生かしなさい、我武者羅なだけでは強くはなれないよ」


「ぉあ!?あ、ありがとうございます!」


 すぐに足を掛けられ体勢を崩した彼は、顔面から落ちるその寸前に片足を掴まれあっという間に宙吊りにされていた。勢いよく返事をすると優しく下に降ろされていた。


「次ッ!」


「一年目!えと… 特技は足技!」


 次は隊でキック先輩の名で通ってるヘビクイワシの先輩が華麗な足技を披露していた。だが開始数秒後には懐に入られ背負い投げをくらっていた。


「蹴りに拘り過ぎて動きが読みやすい。君は母親似のようだが無理に母親に合わせる必要もない、もっと君らしいやり方というものがあるはずだ… ただそれがいけないってことじゃない、蹴りに限定することはないとだけ覚えておくといい」


「あ、ありがとうございます!」


 キック先輩は手を貸りて立ち上がると緊張しながらお礼を述べ去っていく。


「次ッ!」


「はい!」


 そのようなことが延々繰り返されているこの光景を前に、俺は入るタイミングを完全に見失った憐れな若獅子に過ぎない。まるでプライドを追い出されたばかりの若い雄のように。


 そう、今やここはシロじぃ先生の特別訓練場と化していたのだ。


「あの~?」


「ん?レオ、戻ったのか」

「おかえりレオ、ご先祖さん人気者ね?」


「あ、はい!レオ太郎ただいま帰還しました!… じゃなくてあれなんですか!?」


 おかしい、今日シロじぃはコントロールトリガーについての話を聞きに来ていたはず、なのに何故か若い子達に渇を入れている。


 その理由は隊長のこんな一言だった。


「私から頼んでおいた、レオの成長を見てあの方に稽古をつけてもらうのが今の若い隊員達の刺激になると確信していた。事実見てみろ?皆あんなに張り切っているじゃないか」


 再度皆に目を向けると突っ込んでは倒されが何度も繰り返される訓練場の一角、皆既に息が上がっているのにシロじぃはあの澄まし顔。


 酷だ…。

 

 みんな隊長が見てるから挑まざるを得ないのだろう。勝てるはずがない、本人にコントロールを習って手合わせしている俺でさえまるで歯が立たないというのに。


「あ!レオにぃだ!」

「太郎さんおはようございます!」


 そんな同期や先輩達から目を背け子供達を見ると、保護者のおじさんがバタバタ若者を倒すところを見て二人も大変エキサイトしているご様子だった。


「やぁ二人ともどうだい?ガーディアンの隊員がバタバタ倒れていく姿は?」


 なんて皮肉混じりにジョークを一つ、しかしこれから退路を絶たれることになるのを俺は知らない。


「次レオにぃが行きなよ?見てて可哀想になってきたよ、エリートなんでしょ?」


「え…」


「おじさん最初は断ってたけど、始めてみると今は楽しそうだから太郎さんが行くともっと嬉しいと思う!」


「や、えー…」


 確かに実力見せてやろうかという勢いではあったがそれはいやだ。

 勝てないからね普通に、マジで無理だからそれは本当に。ぴえん通り越してガオン。


 それはなんとか阻止したいので一旦逃げようとしたところ、なんとレベッカ先輩が俺の前に立ちはだかった。つまり俺は別の理由でここから逃げなくてはならなくなった。悪いが、その先輩はしまってくれんか?ワシには強すぎる…。


 脳裏に甦る疑似デートの思い出。


「いいじゃないレオ?いつもやっていることなんでしょ?Let's Go!」


「いや、ハハハ… 先輩今日も綺麗ですね?」


 ダメだ、やはり目が合わせられない。

 なぜこのようなことに… くそ、全部尻尾絡まりのせいだ!シロじぃが悪い!俺達にデートなんかさせるから!


「What's?ねぇ最近私によそよそしくない?私あなたに何かした?」


「いえとんでもないですそんな…」


「目を見なさい目を!」


「あぁいけません先輩!?」


 おっふ… 近いです先輩、そんなに近付いたら俺心停止しちゃうよ。


 こうなったら仕方ない!


 この時意を決した俺は高鳴る胸を抑え先輩を掻い潜ると薙ぎ倒されていく同期達の元へ走った。


「シロじぃチャレンジ!いってきます!それでは後ほど!」


「あ、こら待ちなさい!もう…What the heck!なんなのよ!


 仕方ないんだ先輩、お喋りしたいのはやまやまなんですが今はどうか逃げさせてください。おかしなこと言って今のこの関係が気まずくなるのも嫌なんです。ほら先輩一応俺の教育担当だし… だからそのためなら俺はシロじぃにも挑むぜ。←謎理論

 

「次ッ!」


 俺はシロじぃの声に同期達を庇うように前に立った。


「待てい!俺が相手だ!」


「おぉ太郎、帰ってたのか?隊長から聞いたよ、お前優秀なんだってな?」


 隊長が俺を優秀だって?参ったな出世しちゃうかもな俺?すまんな同期達?今無理だと思うけど仇とってやるからな。


 俺の登場にバテバテのみんなも期待の眼差しを向けている。


 聞こえるぜ声援が!



“ おぉレオだ、レオが来てくれたぞ?やったぜ!これで勝つる!


 新人の意地を見せてくれ!お前は希望だ!


 レオくんカッコいい!


 いいわ~?


 素敵よ~? 


 あは~ん?


 好きよ~? ”



 そう言っている!←幻聴


 この空気に俄然やる気しか出ないというものであった。そしてそんな俺を見てウキウキしながらシロじぃは言った。無表情で。


「よし、今日はコントロールトリガーに付いて学べたからな。だからあれの得て不得手を踏まえて稽古をつけてやろう… さぁ、いつでもいいぞ?」


 シロじぃは散々隊員達と遊んだ後なのに疲れがまるで感じられない、さっきも言ったが澄ました涼しい顔してる。今日なら疲れてるから勝てるかもとか思わない方がいいだろう。


 実はこういう組手形式の修行に入ってからは倒す気で挑んでいる、負けるつもりでいたらいつまでもそのままだからだ。シロじぃは俺の成長を望んでいる… 多分それはユキばぁもそうだから。

 だから俺はなるべく期待に応えたくて頑張っているつもり。友達からの合コンに誘いも断ってね?偉いね。


「いくぞ!でぇあぁぁぁ!」


 サンドスターコントロールで循環を操り俺の動きは一段階上のものとなる。まずは反撃を許さぬ連撃を与え隙を作る戦法だ。


「やっぱり違うな、他の子達とは動きのキレが違う。お前にサンドスターコントロールを教えてよかったよ」


「それで!コントロールトリガーの得て不得手って?」


「教えてやろう、盾の準備をしておけ?」


 シロじぃは俺の突きや蹴りを簡単に受け流しながら一度大きく距離を取った、すると。指を銃のように構え俺に向けた。


「え、ちょっと待ってまさかそれ…」


「心配するなそんなに早くない、とりあえず受けるか弾くかしてみろ」


 そう言って構えた指からまさかの光弾が放たれた。あれはショットプログラム、驚きだが俺だってボールや薔薇を作ったりできるのだからあれもどうにかしてできるってことなのだと思う。


「っと危ない!」


 焦って盾を展開させると衝突した弾はパンッと消えてなくなった、それほど強い威力も無いようで安心した。


「本当だ、簡単に止められた」


「余程銃に詳しいやつならまだしも俺ではこの程度だ、それを武器として簡単に使えるようにしたのがあのショットプログラムというやつらしい。盾はそのままにしておけ、次はこれだ」


 え、マジなの!?

 サンドスターで薔薇を作って遊んでいた俺にはシロじぃが今やっていることが死ぬほど集中力の使う作業だと俺は知っている。


 ショットもだけど、これもそう。

 続けてシロじぃの手からはサンドスターの剣が出現し、そしてそれを容赦なく振り下ろしてきた。


「だぁーっ!?ととと!?」


 振り下ろされる剣を慌てて盾で防ぐ、すると剣はガラス細工のように粉々に砕け散ってしまった。


「やめてよ心臓に悪い… これってつまり?」


「すまない。銃も剣も丁度いい状態で常に展開させることが難しいのはお前もわかるな?この程度なら俺でもできるが武器とは到底呼べない。コントロールトリガーはそれを機械制御にすることで可能にしている、かなり良くできた武器だ」


「なるほどね、それじゃデメリットは?」


「あぁ、構えろ」


 俺達はまた徒手空拳による組手に入り攻防を繰り返し始めた。シロじぃは俺の攻撃を受け流しながら説明をくれる。


「当たり前だが、コントロールトリガーでは体内の循環を操れない。これができれば野生解放の時も効率よく肉体を強化できるが、こればかりは機械では無理だ。まぁ今の時代頭にチップでも突っ込めばできるかもしれないけどな、ナノマシン制御とかいろいろあるんだろ?」


「難しいこと考えたくないなぁ… っと!それから?よしっ!」


「これもそうだ」


 俺が渾身の回し蹴りをお見舞いしてやろうとしたその瞬間。シロじぃは俺の蹴りを盾で受け止め防いだ。それならコントロールトリガーのプログラムにもシールドプログラムがある。デメリットとは呼ばないはず。


「この壁… 盾を見てどう思う?」


「硬い、足がビリビリする…」


「わかんないか、例えば右手でトリガー、左手で盾を出せば防御と攻撃が同時に行える。つまりあれの弱点はプログラムが一つずつしか使えないところだ」 


 なるほどね、俺達なら剣と盾を両方使えるってわけ?その通りだ。プログラムは一つずつって固定観念のせいかそんな簡単なことにも気が付かなかった。


「だが武器を使用できると頭に刷り込まれているとその武器に頼りがちな戦闘になりやすい、故に武器を封じられた時特に隙が生まれやすい。それから… 今度改めて教えてやるが、コントロールトリガーでは一番肝心なやつができない」


「一番肝心?」


 今度は中距離ほどの間隔で距離を取りシロじぃは構えた。そして俺はそれを見て何をするのかすぐに察した。盾の準備だ!防ぎきれなきゃ意味無いけど!無いよりマシ!


「受ける気か?無理するなよ?これがサンドスターコントロールの奥義…」


「うわでた!?やめてやっぱり怖い!?やめてそれだけはやめてよ!?あぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」


 出現したのはフレンズ三人分はあるであろう巨大な拳。


 その拳はサンドスターで作られており己の手と連動した動きを可能にしている。今やシロじぃだけが使える必殺技、シールドブレイカーだって殴り飛ばせる。


「いやだぁぁぁぁ!?キングライオンナックルは反則だぁぁぁ!?」


 俺が勝手に呼んでるだけ、シロじぃ技名教えてくれないんだもん… わかったくっそ恥ずかしいセンス無い名前なんだな。


 ところでもう限界です、拳を防ぎきることができず衝突の瞬間盾にはヒビが入りやがて砕け散った。


「ぐえっ!?」


 俺は拳を受けると後方5メートルは吹っ飛ばされていた。


「とまぁこんな感じだな、生身なら無理に武器を作るより殴る方が早いってことだ、大丈夫か太郎?」


「はいはいよくわかりました…」


 シロじぃがパンパンと手を払うと目の前に浮いている大きな光の手もパンパンと払っていた。いつの間にか両手になってるし。


「手は手だもんね、集中力いるのは変わらないけど武器よりずっと楽ってことだね?」


「そうだ、だがプログラムでは手の形は再現できても連動させることができない」


「つまり体にまつわるものは自力でコントロールしたほうがいいけど…」


「武器や道具はコントロールトリガーのほうが楽ってわけだ、壁くらいなら何でもないけどな」


 ちぇ… やっぱり勝てなかった、まぁ今回はシロじぃちょっと反則だったので引き分けだね。←震え声 


「立てるか?まぁ、結局どんな便利な武器を使おうが戦うのは自分… それだけは変わらない」


 手を借りて起き上がると同期や先輩が俺たちの元へ駆け寄ってきて言った。


「すげーなレオ!いやネコマタ様はさすがだけどお前も十分すげーよ!」


「どうやってるのあれ?レオもシールドプログラム生身で使ってたよね?」


「見直したぜ!流石新人最強の男!」


 へへへへ…。←超嬉しい


 はいはい、みんなお話は順番にしてあげるからね~?最強のレオ太郎くんが通りますよ~?失礼?えくすきゅーずみー?


 と図に乗っていた俺だったが、お出迎えに現れたレベッカ先輩を前になにもできなくなってしまうのであった。


「Nice Fight!なによずいぶん強くなったのねレオ?でもどーして未だに私には勝てないの?もしかして手を抜いてる?」


「ヒャ… それはほら、なんかあれですよ?えへへ…」


「何よ?やっぱり最近変ね…」


 シロじぃはこういうのどうやって対処するとかも教えてくれないのだろうか?いや無理だな、シロじぃ恋愛疎そうだ。










「無理を言って申し訳なかったネコマタ殿、だがおかげで隊員たちのよい刺激になった」


「いえ、いろいろ良くして頂いたほんのお礼です。こんなことでよろしければですが… 皆優秀だった」


「とんでもない、まだまだひよっこだ」


 訓練は終わりだ、少し太郎と遊びすぎた。

 ベルとミクは退屈していなかっただろうか?少々一人遊びが過ぎた。


「二人ともすまない、退屈だったろう?」


「そんなこと無いよ!ガーディアンの訓練見れたし!」

「おじさん楽しそうだったから、私も嬉しいよ?」


「そうか、ありがとう」


 二人の頭を撫で太郎の周りが未だに騒がしいことを確認するとこの隙にお暇することにした。正直者先程の訓練のことで若い子達にあれこれ尋ねられても返答に困る。一応隊員にはネコマタで通っているのだから、今日は隊長の頼みとは言え守護けものとしては少々干渉が過ぎたかもしれない。


「ではそろそろ失礼します隊長、お忙しいなか時間を作っていただきありがとう」


「いやこちらこそ、貴重な時間だった。レベッカ、車を頼む」


 太郎達から離れいそいそとこちらへ駆け寄るレベッカさんの案内により、俺達はそのまま訓練場をでた。




 車内ではレベッカさんの小さな溜め息が聞こえた。


「レベッカ、溜め息などついていると幸せが逃げるぞ」


Sorry sir? 申し訳ありませんちょっと考え事です」


 二人の会話は車内なので嫌でも耳に入った。原因は太郎だ、最近態度があからさまに変わったので嫌われたのではないかと少し気に病んでいるらしい。


「あのご先祖さん?彼は私のこと何か言ってました?もしするとあの… あの時のあれのせいではないかと思っていて」


 尻尾絡まりのことだろう。

 多分あんなことになって太郎も自分の気持ちに混乱しているのだと思う。例えるならそれまで興味なんてなかった相手に不意に唇を許してしまったことで急激に気になってしまうなどの現象のような。


 しかしなんて伝えたものか… 適当なことも言うわけには。


「レオにぃレベッカさんのこと好きなんじゃない?」


 ベルはいつも正しいな。


 その発言の瞬間けたたましいブレーキ音が鳴り響き、それまでほぼ揺れなど感じなかったはずの車内が大きく揺れた。


 前に倒れかけた子供たちを押さえてやり車内には少しの間静寂が流れた。


「レベッカ、気を付けろ」


「そこに猫が」


「わかった、とりあえずそういうことにしておいてやる」


「Thank You sir?」


 コントロールトリガーよりこっちのほうがよく知れたな。







「ではこれで」


「また何かあれば力になろう」


「ありがとう隊長、助かるよ」


 出口だ。

 昼間に来た検問のところで隊長からのお見送りを受けると、小綺麗にスーツなどを着た数人を避けてそのまま外へ向かった。


 がその時、奇妙な感覚を覚えた。


「…なんだ?」


 キューブが動いている、これはサーベルのほうだ。


「おじさんどうしたの?」


「それ、お母さんの?」


「あぁ… 何っ!?」


 なんと手に取った瞬間キューブが勝手に展開されサーベルが出現したのだ。しかも驚いたことに、鞘が独りでに抜け始め刀身を露にし始めた。 


「おじさんどうして剣を抜くの!?」


「お母さんの剣どうかしたの!?」


「まずいっ!二人とも離れてるんだ!」


 俺は慌てて鞘を抑えた。

 しかしとてつもない力、前にあった不自然に抜けない感覚の真逆… 同時に凄まじく強い怨念を感じた。


 この尋常ではない負の思念、俺は母親に心で語りかけた。



 おい母親、突然どうしたんだ?


 


 サーベルが語りかけてくる。




『あの男…!!!許さない許さない許さない!!!殺してやる!!!バラバラにしてやる!!!よくもよくもよくもォォッ!!!』



 何をいってる?誰のことか知らないがよせ!ベルの前なんだぞ!



『私はアイツに殺されたッッッ!!!アイツのせいでベルを一人にしたッッッ!!!ベルを守れなくなったッッッ!!!』



 まさか…!


 殺されただって!?

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