第95話 体の異変(sideハジメ)
ミシ…
「いてっ⁉︎」
突然体の内側が痛くなった。その痛みで夜なのにベットから起きてしまった。
ミシッ…バキッ!
「あがっ⁉︎や、ヤバい!」
明らかに体の音で鳴ってはならない音がしたので流石に身の危険を感じた。しかしそれはどうする事も出来なかった。
バキバキバキ…
「ガハッ…あっダメだ…」
ハジメは意識を失った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んん…」
「ハジメさん。やっと起きましたね」
「あっおはよう御座います」
「もう昼ですよ」
「…こんにちは」
「まさかこんなに早く出るとは思っていませんでしたし、帰ってきて正解でした」
ハジメは疑問に思った事があった。
「あ、あの!もしかしてかなり寝てましたか?」
「はい。とはいっても私は今朝戻ってきたので…1日寝てたのでしょう。それより体大丈夫ですか?見た目も変わってますし」
「えっ?」
ハジメは理解できなかった。しかしキロルが「自分で確かめて」とでも言うように手鏡を出した。
「どうぞ」
「あっありがとうございます」
恐る恐る鏡を自分の方に向けて、自分を映した。
「えっ?俺ですか?」
「はい。というかここ亜空間ですよ。誰か来れる人いますか?」
「確かに…」
ハジメはもともと黒目黒髪の日本人。しかし鏡に映るハジメの髪は深い赤に染まっており、目も黒目から青い目となっていた。
「な、なんだこれ…」
「先に謝っておきます」
「えっ?」
「実は…」
キロルはミナルが言ったポーションの事を話した。
「まじか〜でも強くはなれたんですよね?」
「強くはなれました。おそらく長時間動けるようになっているはずなので…今日は休みにしますが明日からハジメさんがどのように成長したのか色々試します」
ハジメはその「試す」という言葉になんとなく察した。
「分かりました」
「それの結果でモンスターと戦闘させるので覚悟してくださいね」
「頑張ります」
「その気持ちを大切に」
「はい!」
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今日は短め。
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