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第47話 1クエスト目終了
《キロル、一気に決めるよ》
《分かりました》
ミナルとキロルは目を合わせ、そして一気に竜へと切り掛かった。キロルは『死神の鎌』で、ミナルは『万能剣』で竜に向かっていった。
《我が死ぬはずがない！》
竜は今までよりも威力が強い、ブレスを2人に撃ってきた。当然、当たれば即死だった。
「きましたね…」
キロルはブレスめがけて突っ込んで行った。
これには竜も勝ったと思った。
《我が最強なのだぁ！》
「どうですかね？」
《何？》
ズガガカガガガ…
竜がブレスを撃った方向を見ると、ブレスが吸われているところが見えた。そして気づくと全て吸い取られていた。
「力をありがとうございます」
《力？まさか…その武器は…》
竜はだんだんと追い詰められていた。
「じゃあ死んでください」
「私も行くか」
するとミナルとキロルは目に見えない速さで竜の首に斬りかかった。竜は魔法でバリアのような物を作った。
《我は…最強なのだぞ！死ぬわけが…》
バリン！バリン！バリン！
何重にも重なっているバリアを容易く壊して、突破している。
《いくよ？キロル》
《えぇ。ミナル様》
バリィィィィン…
最後の1番大きなバリアが破られた。そして一気に竜の首に近づいて…斬った。
ザキィィィン…
《ガハッ…そんな…我が…我は最強…》
竜は下の方に落ちていった。
そして地面に落ちるとドスンと大きな音がした。
「やったぁ！ありがとう！キロル」
「こちらこそありがとうございます。ミナル様」
キロルの事はあとで、聞くとして…素材回収しないとなぁ。
「ちょっと待ってて」
「はい」
ミナルは竜が落ちていったところへと向かった。素材を回収するためだった。その前に、キロルに言いたいことがあった。
「キロルにも来てもらおうかな？次のクエストも」
「いいのですか？」
「全然良いよ。むしろランクが上がるんじゃないかな？」
共闘という形だが、Sランクモンスターを倒している。なので次のクエストも一緒にやろうと思った。
「回収〜回収〜」
ミナルは意気揚々と素材を集めていった。
_________________________________________
上手に倒せましたぁ〜
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