第48話 赤黒いドレス

ミナルは竜の亡骸を回収した。


「さて、キロル?何故そうなったか教えて?」

「…分かりました。全部話しますか?」

「もちろん」


キロルは何故そうなったのか全て話す事にした。ミナルはそれを聞いて驚いていた。


「それって、本当…なんだよね?」

「はい、これが全てです」

「鑑定してもいい?」

「いいですよ」


ミナルはキロルのその武器とドレスを鑑定した。鑑定結果がこれだった。

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冥府の鎌


死神の鎌が進化した姿。

エネルギーを吸収して蓄積することができ、自分の力にできる。

冥府の鎌で斬られると魂自体が消える。

破壊不可。


持ち主、キロル。



冥府のドレス


死神の鎌が進化したことによって、冥府の鎌から派生した装備。

物理、魔法耐性がとても高い。死ねば死ぬほど力が増す。

鎌とドレスが揃って『冥府装備』と呼ばれる。


持ち主、キロル。


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「とんでもない物に進化したね…」


流石にこうゆうユニーク武器?オリジナル武器?は持ってないからなぁ。


「まぁいいや。それって自由に着たり、脱いだりできるの?」

「出来ますよ。念じたら」


そう言うと、瞬時にいつものメイド服を着たキロルに戻った。


「こんな感じです」

「分かった」



さて…キロルの事も分かったし、次のクエスト行こう。



「えっと…キロルの事も確かめる事が出来たから次のクエスト行こう」


そう言うと、キロルは頷いてから言った。


「分かりました。では行きましょう」

「そうだね」


キロルは再び、ドレスに変身した。そして次のクエストの場所に向かっていった。


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「ねぇ、キロル」


次のクエストに向かっている時に、ミナルがキロルに話しかけた。


「なんでしょう?」

「お腹空いた…」


グギュルルル…


お腹の音が鳴った。キロルはクスッと笑った。


「分かりました。じゃあ下に降りて、ご飯にでもしますか?」

「助かるよ、いつもありがとう」


やっぱり、いつもと変わらないなとキロルは思うのであった。


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クリスマスですね〜


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