第11話 強くなるために…⑪
「また…宝箱?」
1階層目と同じで隠し部屋で出た…つまり1つの階層ごとに隠し部屋がある?まだ分からないけど、次の階層で出るならそうなるよね。
「まだ分からないけど…まずは宝箱だ」
ミナルはそれが罠かもしれないので魔力感知で確かめた。
「中身は…本?それと…羽ペン?いや…違う。あれは何?」
ミナルは罠の可能性は低いと思い、宝箱に近づいて開けた。
「この本…なんだろう。鑑定しよ」
つくづくギルドカードが役に立つと思った。
そしてその本の鑑定結果が出た。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
幸運の無限本
幸運の無限筆と一緒に使わないとただの本。
幸運の無限筆を使って書けば書くほど幸運が訪れるようになる。
無限に書くことができる。破壊不可。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「へぇ〜凄い」
じゃあ…これにこのダンジョンの事、書けばいいのでは?幸運も訪れるらしいし…日記として書けば結構面白いと思う。
そしてミナルはもう一つ方の筆を鑑定した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
幸運の無限筆
幸運の無限本と一緒に使わないとただのペン。
魔力を込めると、空気中に文字を書く事が出来る。インクが途切れない。破壊不可。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「この本と、この筆?は2つで1つなのかな…」
ふと本に目をやると、何かはめるような所があった。筆のような形をしている。
「えぇと…この筆をここに?」
ミナルはその本に筆をカチッとはめることができた。
「おぉ…でもな〜これ亜空間の中で1階層づつ書いてった方がいいよね」
1つの階層を攻略したら亜空間で書く。そうすればモンスターに襲われる心配もないからいいよね。
「よし、今後の方針はそれでいこう。ならここの隠し部屋の探索は終わったかな…」
じゃあこの階層のボス攻略。頑張ろう…
ミナルはその隠し部屋から出た。
_________________________________________
読んでくれてありがとうございます。応援よろしくお願いします。ここからダイジェストで書いていくので、よろしくお願いします。
許して…
面白いと思ったら、この作品のフォローや♡、☆などもつけてくれるとモチベが上がるのでよろしくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます