第9話 強くなるために…⑧
カツンコツン…
ミナルは今、2階層に行くための階段を降りている。不思議とすんなり降りれてるのは魔力感知のお陰だと思った。
「着いた…なんか全然違くない?」
色などはよく分からないが、1階層目は洞窟。しかし2階層目は森のようだった。何処かで川が流れてるような音もする。
「なんだろう…次のモンスターは…」
取り敢えず、周辺を確認しよう。一体どこまでこの森が続いているのか…もしかすると迷って死ぬ可能性だってあるのでそこは気をつけたい。
「取り敢えず…目印としてここに何か刺しておこう」
ミナルは近くに落ちていた木の枝を地面に刺した。意外にもすんなり入った。
「よし。じゃあ探索開始」
ミナルは歩き始めた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「かなりの広さ…全然続く…」
ミナルは何処までも続くと思った。気づけばかなり奥まできていたらしい。
「ん?何…これ?」
魔力感知によって放出された魔力が、ある一点に吸い込まれていく…何かあるのかな?
「取り敢えず…そこまで行ってみよう」
魔力が吸い込まれる所に行くと、ドアがあった。
「ここかな…中に入ってみよう。1階層目の時と同じ感じで隠し部屋みたいな可能性だってあるし」
ガチャ…ギィィィ…
ドアを開けるとそこには図書館のような部屋だった。
「凄い…どんだけあるの…」
上を見ると本棚がずっと続いているように見えた。
「どんな本があるんだろう…」
ミナルは適当に一つの本を手に取った。
「えぇと…天翼の眼球ともう一つの眼球について?えっ?」
何か手がかりになるかもしれない…もしかしここってそうゆう重要な本がたくさんあるのかな?それなら全部の本、持っていく事って出来ないのかな…
ミナルは取り敢えずその本を読む事にした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「この本…凄い」
天翼の眼球の使い方。そしてもう一つの眼球…名前は掠れて読めなかったけど凄い性能を持っている事が分かった。
ミナルはその本を読んで、さっそくやってみようと思った。
「確か…時を止めれる他に、亜空間を作ることが出来るんだっけ?」
天翼の性能は確か…
・時を止める事が出来る
・時空間に干渉できる
・亜空間を作る事ができる
基本この3つ。亜空間を作ればいろんな物が入るし便利だと思う。
「さっそくやってみよう」
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