何かがおかしい高校生活だがもう疲れたから気にしない振りをする

@konzikinorin

第1話 入学

「…これが新しい高校ね、、いや、見学来てたよ?来てたけど、、、いや、、うん、、」


1度深呼吸をして言葉を紡いだ


「形キモすぎるだろ、、、、えぇ、?

やっぱなんなのこれ、、おかしくない?」


4本の足が長方形の教室を支えてるそんな感じの物体が上方向に3つある。


「これ学年ごとで区切られてんかな…」


職員室どこやろか


「ま、とりま入学式いくか……えーと?体育館よな、」


パンフレットによると門を入ってから左…ってまぁ見えてるんだけどね


「パンフレット捨てていいかな。」


もうこれいらんやろ……載ってんの体育館の場所だけだし……やっぱおかしいよここ……


「あっ、やべおくれちゃ〜う。」


開始五分前だ、急ごう、、、

ん?


「えっと……あれ?ここらへんに……」

「どうかしましたか?」


女の子が何かを探しているようだ、これあれだコンタクトだ(偏見)

「コンタクトでも落としちゃいました?」

「あ、はい……すまみません…」

「大丈夫す、でも、コンタクト落としちゃったらそのコンタクト使えるんですか?」

「3秒以内なら問題ないです!!!!」

「いや君いつから探してたのかな?」

「5分ほど前です!」

「どう考えても無理だね(^.^)」

「そうでした……で、でも、、ゴミを捨てることになっちゃうから拾わないと!!」


ええこやんなこの子


「僕も手伝いますわ、でも時間ないから急ぎましょう」

「ありがとうございます!頑張りましょう!」

「お、おう?」


ちょっとズレてるのかな?

ん?なにかスカートが光ってる


「それなんですか?なんか光ってますけど」

「え?、、あ!コンタクトだ!!」

「おー良かったっすね、」

「ありがとう!!」

「いやまぁ特に何もしてないんですけどね、、ってやばいよやばいよ!!遅刻しちゃいますよ!!!」


僕は即座に彼女の手を取り体育館向けて駆けだした


「走りましょう!」

「っ!」


一瞬びっくりしていた彼女だが少し弱い力で握り返して頷いた


「はい!!!」









「はぁ、はぁ、間に合ったな……わいあんまり体力ないのな…」

「たしかに少しないかもですね…」


50mなかった距離を全力だっすして息切れとは…


「もしかしてわいの身体オワオワリ?」

「そんなことないです!体力つけましょう!」


なんかすごいグイグイ来る子だなぁ


「いや、ちょいめんどいかな……」

「あらーこりゃだめですね」


あぇ…辛辣ゥ…

そこからなんやかんやあり配属されたクラスに到着した。









「いやーまさか同じクラスとは、、」

「偶然ですねー」


クラスが同じで席は前後、なんだこれ


「そういえば名前を聞くのを忘れていたな……僕は幡ヶ谷(はたがや)刀夜(とうや)と言います」

「どうも、私は蓮井(はすい)茅野(かやの)です。よろしくね。」


ふむ。名前も苗字も初めて聞くな。


「とりあえず僕と握手!」

「はい!!」


手を握りあいユサユサと手をふる


「しかし、周りのメンツの高低差すごいですねぇ」

「…?、高低差?」

「あー、陰と陽の差がすごいというかなんというか」

「あー理解しました!陰キャと陽キャがすごいってことですね!」

「やっぱきっついな……(言葉が)」


…ん?あの子……わいの好みやん…物静かな感じで少し髪がボサついてて長い黒髪……

美人だなぁ…

って、誰か近づいてきてんな


「あのー……すみませーん…」

「…………あっ、わ、わたしですか!!!」

「あ、はい。…言い難いんですが…」

「な、なんでしょう……」

「そこ僕の席です」

「………………え?」


は?可愛すぎかよォォォォォ!!!!

でもちょいおもろい

「ぶふぉっ!」

「あらら……」

「っ!!!!!」


笑ったのバレたわ、今すっげぇ睨まれたかわよい

んえ、こっち来る


「い、今なんで笑ったんですか………」

「可愛かったからですはい」

「かっ、嘘です!」

「なわけ」

「な、なんでもないです!!!」


おぉぉぉぉん……好きだわアレァ……


「惚れましたね?」

「お見通しか?やるやん、また挑戦させて。」

「お待ちしてます。」


コイツ……このネタがわかるのか!?

いやないか


「でも可愛いですねー今の子、」

「それな、そそる」

「そういうの初対面で言うのやめてもらっていいですか……」

「いーや失敬」

「しゃーなし」


なんか時々キャラ崩壊してない?


「彼女にしたい」

「分かります。」

「後でLINE交換しよ」

「できますかね〜?」

「がんばう」


僕たちが話していると教室に教師が入ってきた


「ういー、ホームルーム初めっぞー」


うっわ、こりゃまた刺さるねぇ!

気の強い教師……そそるなぁ……


「もうなんかオーラで感じ取れるんですけど(ボソッ)」


蓮井さんが前の席で小声でなんか言ってら


「私は白峰(しらみね)結衣(ゆい)だ

みんなこれから1年間よろしくな!」


ホームルームがはじまったけどわい眠くなってきt....


「ごめユイ...」

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