第4話 機械化人間

麗音 「今日の授業は機械化工学だったな。」


そう言いながら車で学校まで向かうのであった。


学校到着


ガラガラっと扉を開け天然パーマの先生が教室に入ってきた。


天然パーマの先生 「おはようさん、それじゃあ授業を始めようか。」


天然パーマの先生 「機械化工学13ページを開いて。」


コツコツと音を立てながら黒板に授業の内容を書き始めた。


天然パーマの先生 「えー今日は、人体を機械化するいわばサイボーグとか言われてるもんやね。最近ニュースでも言われてる違法改造者達とかね、ここで今日君達には機械化のデメリットとメリットについて話したいとおもいますね。まずデメリットから話そうかね、人であって人でなくなる感覚かなまずご飯が電気になるからね、痛みとか無くなるらしいけど精神的苦痛もなくなるんだよね。それからメリットはIQの向上が著しく生まれながらの身体的障害がなくなること。」


生徒a「先生!じゃあ勉強しなくてもいいじゃん。」


天然パーマの先生 「まぁそうだね、ハハハでもね今日の授業で1番皆んなに言いたいのは、デメリットでもメリットでもなく違法改造者達の事なんだよ、彼らは機械化をやめれなくなって人間の意識がなく無意識に身体が動き出すいわばフルコネクトと呼ばれる状態にあり自我を失った彼らは、機械に身体を動かされて時期に全身にまでフルコネクトが及びやがて皮膚を被った機械あるいは、ただの機械だね。」


生徒達がざわつく。


天然パーマの先生 「今日の授業はここまでね。じゃあまたね皆んな。」


下校


麗音 「機械化か、少し興味があるなぁ。」


そう言いながら車を家まで走らせた。


帰宅


麗音 「今日は学校も早く終わったし外に出かけようかな。」


普段は車だが珍しく徒歩で出歩いた。


麗音 「そういえばラーメン食べたいなー。」


ラーメン屋まで時計型の液晶画面のナビで向かっていくのだった。


麗音 「こんなとこにラーメン屋できたんだー。」


ネットの口コミはいい評判だったので迷わず店に入った。


店員 「いらっしゃい。」


辺りはカウンター席のみで丸い椅子だった。


麗音 「今日は豚骨って気分だなぁ。豚骨ラーメン一つ!」


店員 「豚骨ラーメン入りました。」


店員達 「あいよー。」


しばらく経つとラーメンがテーブルに置かれた。


店員 「お待たせ致しました。豚骨ラーメンです。」


麗音 「ありがとうございます。」


ズルズルと音を立てながら麺をすすった。味はネットの口コミ通り焼豚に厚みがあって麺が細麺の濃厚な味だった。


店員達 「ありがとうございました。またお越しくださいませー。」


麗音「ありがとうございます。美味しかったです。」


店を後にし歩いて行った。

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