第5話 モーニングコーヒー

やばい、マジで焦った

なんで寝ちゃったんだろ


車からお泊りセットを持って帰ると

ソファでいいよって言ったのに

わざわざ布団を敷いてくれていた


「ありがとう!ごめんね」

「いえ!ソファじゃ疲れ取れませんから。

あ、明日の朝、約束のコーヒー入れますね!」


「ありがとう!モーニングコーヒーだね」


やばい!顔ニヤけてないか?

寝れるか?今夜




ん〜

なんか、良い匂い


寝てたわ。


「おはようございます」

「友希ちゃん、おはよう」

「朝ごはん、出来ました〜」

「え〜〜いいのぉ?お〜和食だ!」

「センセイ、パン派ですか?ご飯派ですか?」

「ん〜ゼリー派」

「え?ダメじゃん〜」

「すみません」


「じゃ、いただきま〜す」

「うん、美味しい!ゆきちゃん、天才」

「そんなことないですよ〜でもお口に合って良かった」


食後のコーヒーも美味しくいただき


「乗ってくでしょ?」

「あ、はい。お願いします」


一緒に出勤



「友希ちゃん、今度お礼させてね!」

「え、いいですよぉ〜そんな」

「ダメだよ〜ほら、何とかの恩義って言うじゃん?何だっけ?」

「一宿一飯ですか?」


「あ〜それそれ!」

「センセイ、ドクターですよね?」

「理系だから...」


「ふふっ」

「じゃ、今度ご飯食べに行こう!」

「はい。」

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