第5話 国語

 僕にとって唯一「ガチ勉しなかったのに成績が良かった」科目と言っていいでしょう。コスパ最強科目。しかも国語の中でも、時間をかけてしっかりガチ勉したのは古文・漢文だけです(単語・文法は知らなきゃ読めないので)。

 現役・浪人時代の総勉強時間の内、1~2割ほどしか時間をかけていないにも関わらず、センター模試では7~8割は安定して取れてました。

 お決まりの得点パターンは評論50点満点、小説20~40点,古文か漢文のどちらか片方が満点で、もう片方が20~40点で合計が140~160点になる感じ。貴重な得点源。


 更に言うと、記述模試の国語でも偏差値60超えは余裕に出せてました。流石に70は超えたことはありませんが……。

(別に東大京大を受験するわけではなかったので、二次試験対策として国語はやらなくて良かったのですが、息抜きで受けることがありました。)


 この科目に関しては、イキリ散らかしボーイだったので


「国語なんて運ゲー」

「選択肢が紛らわしすぎんだよ」


 という国語弱者達の声に心の中で


「や、答えなんて選択肢と本文に書いてあるのにどうやって間違えるんだ……?」

 

と密かにイキリ散らかしておりました。


(小説に関しては、どうしても作問者の主観が入ってしまうので満点を取ることができませんでした。という言い訳させてください。)


 ですが、今になって考えると


 ・普段から読書していたおかげで、文章を読むスピードが速かった。

 ・評論なんかで使われる難解な単語(例えば「アプリオリ」とか「デカダン」とか)を普通に知ってた。


 この2点が想像以上にデカかった気がします。


(「慇懃」とか「耽溺」なんて単語等もまず日常生活で使わないし、「蓋然性」とか「可及的」みたいな内容の本筋とは関係ない単語であっても、わからんと内容がわからんくなる気がします。読めてたからわからんけど。)


 国語も英語と数学と同じで、


 ・頻出の単語・用語を覚える。

 ・問題を解いて、解説を理解する


 の繰り返しなんだなぁということに気づかされました。

多分読むスピード遅いのは英語と一緒で、単語知らないか、読む量が足りないかのどっちかだと思います。


(たまに、センター国語でも20分近く余らせるくらい読むスピードが早い人いますけど、あそこまでいくと才能なんじゃないかと思います。化け物。自分は5分くらいしか余らせることができませんでした。)

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