拝読させて頂きました。
冒頭の野中先生の描写がとても迫真的に描かれていて私も怖くなりました(^^♪
彼は誰も信用できない孤独な人間だったのかも知れません(>_<)
だからと言って同情は出来ませんが。
私は色々と自分の意見を書いてしまいましたが全話を一気に読んでいたら違う感想を持ったかも知れません。この辺は難しいところですね。
私は気に入った作品はなるべく全ての回にコメントを残すようにしています。私もそうですがコメントを頂けるとモチベーションが上がりますので。
前回も書きましたが私は瑞樹さまの文章表現力はとても優れていると思っています。情景描写も人物描写も。今回も木場さんの台詞は心に響きました(^.^)
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
犯行を暴かれたことで野中の狂気が爆発します。表の彼を常識的な性格に変えたのは、この豹変ぶりを際立たせるためです。
野中は自分が絶対的な真実だと信じていたのでしょうね…。
彼の中では殺人すら理想への糧だったのかもしれませんが、それは歪んだ正義でしかありません。誰にも本心を見せられない彼はさぞ孤独だったろうと思います。
各話ごとに詳細なコメントを頂いた経験がなかったため、こんなに懇切丁寧な方がいるという事実に痛み入りました(;_;)
お褒めのお言葉まで頂けて光栄です。自分ではいいと思う作品や表現でも、それが他者から見てどうか?という感触はなかなか得られません。
ですが、今回こうして評価を頂けて、自分の感覚は間違っていなかったのだと自信を取り戻しつつあります。
木場は決めるところは決めてくれますね。最後の台詞は、人の心に寄り添える彼だからこそ響く台詞なのだと思います。
編集済
野中、ついに本性を現しましたね。自己満足な世界に生きる、哀れな王様でしたね。野中の下らない「実験」のために、沙絢が犠牲になったのは何とも腹立たしいです。
絶体絶命だった木場の機転が、見事な突破口になりましたね。野中の盲点を見事に突いたと思います。
かく言う自分も、水筒の青酸カリにばかり目がいって、肝心の沙絢を殺した時に使われた分が頭から抜け落ちてました(汗)。
あとは、唯佳がどうなるか、そしてほとんど姿を見せない貴弘のことが気になりますね。
作者からの返信
Youlifeさん、感想ありがとうございます!
自分の王国を創り上げるために犯罪にまで手を染める、野中は愚かで憐れな人間でした。化けの皮が剥がれてしてやったりですが、彼の身勝手のために若い命が失われたことは痛ましいですね……。
犯人を追い詰める過程は毎回悩みどころです。今回も水筒の青酸カリの量と、実際に使われた量の差異を思いつくまでに時間がかかりました。盲点を付いた逆転劇をお楽しみいただけていると幸いです。
さて、真犯人は暴かれ、唯佳の身はどうなるか? そして貴弘の立ち位置は? 最後までお楽しみいただけると幸いです!