拝読させて頂きました。
今回はとても爽やかな読後感でした(^^♪
木場さんを信じてくれた老刑事さんは長年の勘から木場少年を信用してくれたのでしょうね。ひょっとしたら何かしらの証拠を握っていたかも知れません。
最後まで本当の事を言い続けた木場少年も偉いし、最後まで自分の子供を信じて疑わなかったお母さんもスゴイです(^.^)
最近では「冤罪」と言う言葉をよく耳にします。
勿論、犯罪を犯しているかどうかは被疑者本人にしか判らないとは思いますが昔は刑事の拷問のような尋問で、やっていないのに自白する場合も多かったようですね。
木場さんが刑事に向いているかどうかは別として私が無実なのに逮捕されたりした場合に、木場さんのような刑事さんが居てくださると嬉しく思います(*^^)v
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
木場を救った老刑事は、人の本質を見抜く直感を持っていたのかもしれませんね。
小学生が、警察官を相手に自分の意見を押し通すのは並大抵の覚悟ではできないと思います。
そしてお母さんも、疑われても仕方のない状況で息子の無実を信じ続けた。親子の結びつきが強かったからこそ、2人とも最後まで自分の意思を貫けたのかもしれません。
取り調べ室は異質の空間なので、そこから解放されるために、やってもいない自白をする場面は現実でも多いようです。
木場も憧れの老刑事のように、誰かを信じて助けられる存在になるといいですね。
釈放までさせるには相当な出世が必要でしょうが笑
あまり刑事らしからぬ木場がなぜ刑事になったのか、よくわかるお話でした。泣けますね、これは(汗)。
白髪の刑事さんに出会わなければ、違う人生を歩んでいたかもしれませんね。
ガマ刑事が聞いてたら、きっと「だまされたお前が悪い」と言いそうな気がします(笑)。
作者からの返信
三作目にして明かされた、刑事木場の原点となるお話でした。誰も信じてくれる人がいない孤立無援の状況の中、唯一自分を信じてくれた老刑事の存在はどれほど有り難かったことでしょう。彼の存在は、木場の人生を変えてしまうほど大きかったのですね。
ええ、ガマ警部ならきっとそう言うでしょう。鬼の目にも涙とはならないでしょうね笑