○役に立ったこと
自分の優位なフィールドで戦うことで活路を見出すという視点の提案
日頃の調査・研究およびフィールドワークによる蓄積が重要である点の示唆


○困ったこと、乖離を感じたこと、提案したいこと
出会い方の凡例が狭窄すぎる。自身の成功例だけでなく、辛いかもしれませんが失敗例も列挙しましょう。
どうしても主観的な観測になりますが、
参照する対象数に対する”適合者”の数が一定である場合、ノイズが多ければ多いほど当選率は低下します。
また、実際に目の前にいる人間の考えをスキャニングできないことから、面談の機会に恵まれていても、
関係構築に後ろ向きである。あるいは別の意図を持ってその場にいる可能性が考えられることから、
・出会い系サイト
・（主催の出自を問わず）街コン・合コン
といった遭遇戦を繰り返すことによる相互マッチングの抽選を旨とするものは、
基本的にハズレを引くものと認識していいと考えます。
ご提示いただいている「共通コミュニティでのマッチング（いわばナンパ）」ですが、
該当コミュニティの濃度が高ければ高いほど、コミュニティの空中分解リスクを伴うこと、
長期的にDV事案化が懸念されることからおすすめいたしかねます。

近年ではコンプライアンスを重んじることから、保険屋さんや世話焼きのおばちゃんによる
マッチングやお見合いが難しくなっていますが、使えるコネクションは何でも使いましょう。
本書にすがるような人が手段なんて選べるような立場ではないと思います。
「彼女とかいないのか」とか嫌味を言う両親なら「だったら、彼女の1人や2人紹介してみせろ！」とでもカウンターをぶち当ててやりましょう。
その一言から運命も関係性も変わります。できないっていうなら「嫌味を言う権利もないので黙ってろ」ってことです。
保険屋さんによる紹介は、関係成立（もちろん入籍が前提）による高額保険契約をすることで十分まかなえます。
10年ぐらい継続すれば義理立てとしては十分です。

聴取：彼女および会社の女性陣
理系男子にはかなりキツいことかもしれませんが「わからない教えてほしい」とか「もうしわけない」と
素直に頭を下げることや尊敬できる部分を素直に「素敵なことだ」「素晴らしい」と評価してくれるほうが好感。
手伝ってくれたことや、気を遣ってくれていること対して「ありがとう」って言ってくれる人のほうがいい。
なんでも知ってて、なんでもできてしまうと「では、自分に何ができるんだろう」と関係をもっていることに疑問をいだいてしまう。
情報収集は大事だけども、知識でマウントを取られ続けるのは辛い。
相互にマウントを取ったり取られたりを上手に切り替えできる関係が長続きさせるポイント。とのこと

閑話休題。
デートセッティングはイベントを利用するのがわかりやすいかもしれませんが、人の流量が多いためおすすめいたしかねます。
顔合わせのみでいいなら、ランチのみで長くても2時間程度にしましょう。何なら、スタバあたりで十分です。
初顔合わせで重要なのは
・見た目を正しく認識してもらうこと
・お互いの人となりについて「知りたい」あるいは「興味対象」と認識してもらうための情報交換
・一緒にいて無害、むしろ安心感を与える存在であることのアピール
ができれば概ね及第点と言えるでしょう。

そのためにも、わかりやすいランドマークの設定や
プロフィールカード（いわゆる自己紹介用紙。お互いに現地で書きます。）の作成をしておくといいでしょう。