第4話 魔法? 魔術? 魔導?
異世界と言えば魔法。切っても切り離せない存在ですね。
ところで、呼び名としては「魔法」の他に「魔術」や「魔導」てのもあります。英語でも、Magicの他にWizardry、Sorceryなどがあります。
英語の方だと、単なる呼び名の違いのほかに、意味も少しずつ違うようです。
Magicは魔法のほかに手品も含みます。
Wizardryは手品を含まない本物の魔法のみのようです。
Sorceryはどちらかと言うと黒魔術で、悪魔などの力を利用する意味合いです。
もっとも、欧米のファンタジー作品で、それほど厳密に区別しているかどうかは不明ですが。
しかし、折角いろいろな呼び名があるのだから、活用しても良さそうな気がします。例えば……。
魔法は「法」と言うぐらいだから、魔力に法則性を持たせる学問的なイメージ。塔とかにこもって、研究に没頭していそう。
魔術の「術」は、技術や剣術のように体で覚えるイメージ。「Don't think, FEEL!」ですね。
魔導は魔力を導く、あるいは導かれるイメージ。なんとなく宗教的な感じがあって、こっちも修行の旅とかしそう。
などとつらつら考えると、「魔法師」という名前が一般的でないのもうなずけます。
「魔法使い」は魔法を研究対象ないし道具として使う。
「魔術師」や「魔導師」は魔力の使い方を極める、みたいな。
あと、「師」と「士」のバリエーションもありますね。弟子を取るか、募集中なら「師」とか。修行中、または「弟子なんて取らない」なら「士」とか。この辺も、あれこれ弄れそうです。
最後に、あくまで私見ですが、魔術師より魔導師の方が戦闘的な印象です。根拠は「スレイ〇ーズ」ww
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