第3話 偉大なるかなパンチラ
「パンチラはいいね。パンチラは心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。」
……思わず渚カヲルってしまいましたが。
異世界物に限らず、青少年向けの漫画やアニメで、パンチラは不可欠な要素です(断言)。
しかしながら。このパンチラが実現するためには、二つの重要な要素が揃わなければなりません。
一つ目は「パンティー」の存在。これを履いてなければ、絶対にパンチラにはなりません。もっと嬉し……いや、見えてはいけないものが見えてしまいます。
二つ目は女性の衣服の裾の丈。これも、ある程度短くなってくれないとチラとも見えなくなってしまいます。
で、現代に入ってスカートの丈が短くなったのは、パンティー、初期なら「ズロース」の普及が大きいのですね。
で、異世界物がよくモデルにする中世ヨーロッパの文化ですが、女性は股間を覆う下着を身に付けないのが一般的だった、というのが定説となってます。
この辺、大正時代までの日本女性、つまり和装と同じですね。
何でも西欧では「ズボン」は男の履くものと決められていて、女性はそれに似たものすら身に付けるのを禁じられていたのだとか。
しかし、困るのは生理の時です。なので、二本の紐の間に厚手の細長い布を渡して縫い付け、Hの字型にした下着を利用する貴族の淑女も居たとか。布の所を股間に当てて、左右の腰の所で前後の紐を縛って装着したようです。
なんと、Tバック&Tフロントの「紐パン」です。
ロマンを感じずにはおれませんねww
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