第2章 不思議な旅 第9話 「お」 撒《ま》 け


以下、大日月神示おおひつくしんじ 前巻    神人 著     引用



          「お」の巻


これから申すこと、ウシトラの金神殿こんじんどののお働きなるスサナルの大神様、

共におでましになるぞ。

良いか。目にもの見せるとは、そなた達の姿すがた、生き写しといたして

世にあらわすぞということであるから、そのつもりでおりて下されよ。

皆々みなみな改心結構結構かいしんけっこうけっこうでござるぞ。


艮金神殿うしとらのこんじんどのお喜びぞ。

皆の改心楽しみにしておったとうとおん神様でござるから、

良くまつりて下されよ。


魔物まものとて皆、どれもみがけば光る大事な御魂みたまじゃから、

ちとおそし早しはあるなれど、それもかれも皆このほうの仕組みてありたこと

であるゆえに、みな可愛かわ可愛かわいの子であるから、

仲良う手引きあってやって下されよ。


人民みなこのままでは分からん者多いし、かといって言わねばならんような

人民ではお役にならんし、救ってやりたいなれど神無きものにいたしておるゆえ

かかることも出来ぬし、かかれる人民少ないから神もご苦労であるぞ。

これほど言っても分からんと申すなれど、実地じっちにいたしたら

生きられる人民ほとんどおらぬし、はよう親の心 さっする子と

なりて下されよ。


神、けるぞ。

世のもとからかくしておいた御魂みたまつこうてこの仕組みいたさすなれど、

分かる人民少ないから、この御魂みたまご苦労であるぞ。


皆々縁ある者ここに引きせるから、そのつもりでおりて下されよ。

円居まどいは作らねばならんが、まどい違いであるぞ。

かねとって信者 やすような宗教しゅうきょうや教会ではもう立たれんぞ。

宗教無くいたすのであるから、一つのみちでこの世治めるのであるから、

かげの世は終わったのであるぞ。

人民は近欲ちかよくざから見えんなれど、大き目で見ればよく分かるのざぞ。

これからここに縁ある者集めて、かく御魂みたま引き寄せて、

よく分かるようしてやるなれど、

この御魂みたまたいそう大変ざから、はよう助けてやりて下されよ。


あくの作りた仕組みで悪改心さすとはこのことぞ。

あらたのし天晴あっぱ富士ふじに花咲くぞ。


この世変えさす仕組みとは、悪にかくしてあるとはこのことじゃ。

車も乗れよ、飛行機も乗れよ、機械使えよ、使えば使うだけ分かるのじゃ。

そなた達が求めた悪神あくがみの仕組み、あとになればなるほど苦しくなるとは

このことぞ。

悪の神々様に礼申せよ。           


人民、そなた達が求めた神は、悪神あくがみばかりであったのぞ。

苦しいこと好かんから、楽な近欲ちかよくばかりじゃから、

この世潰れる所までゆくのじゃぞ。


この御魂みたまも、ずにこのほうつかわれておるから可哀想かわいそうなれど、

後で天晴あっぱ末代まつだい名残る仕事さすから、健仁たけひと辛抱しんぼうして下されよ。


この方、頼むぞ。


この方にまつろう臣民しんみん人民、みな良きほうに回してやるから、

そのつもりで参りて下されよ。


このほう身魂みたま共々 健仁たけひとに入っておるぞ。


新しき世の半霊半物質はんれいはんぶっしつとは、神とれいと人がけ合った姿すがたであるぞ。

神と霊人れい地上人ひととが、共に話が出来るこわくてうれしい形であるぞ。


皆々みなみな身体からだ洗濯せんたく心の洗濯出来た者からたずねておざれ。


その日その日から、喜悦うれ喜悦うれしとなるのじゃぞ。  分かりたか。


大神様とは、すべての御魂みたまの喜びのうつかがみでもあるのじゃ。

皆の喜びがそのまま映るのであるから、一人もらぬという者おらんのじゃぞ。


草木、虫けら、四足よつあしも皆々大切じゃから、人民大事大事にして下されよ。


神、頼むぞ。


草木は食べられるのがうれしいのじゃぞ。出世するから嬉しいのじゃぞ。

一二三ひふみの食べ方して、感謝して下されよ。

何もかも病なくなるぞ。

食べ過ぎるから不運となるのじゃ。

皆それぞれに分けて下されよ。


四足よつあし食べるでないぞと申しても、食べる物無いと申す人民おるが、

何もかも食べ物 あふれんほど与えてあるではないか。


自分の物というもの、何一つ無いのじゃぞ。

みな神が与えておるのじゃから、皆で仲良う分けて下されよ。

人民の食べ物、決められておるのじゃぞ。


理屈、悪じゃと申すのじゃ。



人民、この世 まかせられる神となりて下されよ。

皆がうれしうれしと喜ぶ日月ひつきたみとなりて下されよ。


神、頼むぞ。


このほう、この世 つくりた元の元の元の神であるなれど、

分御魂わけみたまとしてこの身体からだつこうておるのじゃから、

分かる人民良きにしてやりて下されよ

うれしうれしでとうげす仕組みじゃ。

臣民殿、はよまつりくれよ。


神の国は神のやり方でなければ治まらんのじゃぞ。

神祀まつって下されば、良きように教えてやるから、

このほう分かる御魂みたま少ないなれど、

分かるようにしてやるから、何もかも皆ただで分けてやりて下されよ。


かねらぬのじゃぞ。金 る人民、みな良き世のいしずえ分からんから

そう申しておるなれど、金は何もかもみな苦しめるだけじゃから、

何もかもみな好きなだけ、皆に取らせてやりて下されよ。


あとで仕事くれ仕事くれと、みな喜んでまことの仕事それぞれ働くのじゃぞ。

皆それぞれにとうときお働き出来る御魂みたまばかりじゃから、

すべてが上手うまくゆくようになっておるのじゃ。

この国、の国と同じじやり方してはならぬから、

神のまことまつりつかえまつろえよ。



神の国とは、世界の雛型ひながたであるから、日本ひのもと良くなれば世界良くなるのじゃぞ。

皆で食べ物作りて下されよ。

   食べ物大事ぞ。

車や機械ばかり作りてもにぞ。

分かりたか。

どこもかしこも飢え死にぞ。


保食うけもちの神様おいかりになられておるぞ。


この神様お怒りになられたら、人民みな干上ひあがるぞ。

食う物なくなるから気つけおくぞ。

えんある人民みな、このほう助けて下されよ。

手取りて、新しき世の国造くにづくり始めて下されよ。


まつりごともみな変わるぞ。

今のおえらいさんご苦労であったぞ。

魔物にあやつられておる方、いつまでも魔物にまつりごとは出来んぞ。


神祀まつらねば、どっちに行ってもアフンじゃのう。


どこへ行っても何をやっても苦しくなるばかり。

ご苦労じゃなあ。

人民みな可哀想かわいそうだから申しておるのじゃぞ。

この者 つこうて申しておるが、分かる者には分かるよう、

御霊みたま神様付けてあるから、早う御魂相応みたまそうおうに動き下されよ。


世界は大きく変わるから、みなビックリじゃぞ。

海の神様、ご活躍ぞ。

雨の神様、風の神様、いわの神様、地震じしんの神様、あれの神様、

世の元からのがみ様、

みな総掛そうがかりであるぞ。


あく総大将殿そうだいしょうどの、お役ご苦労でありますぞ。


あらたのしあらすがすがしあらたのしあらすがすがし。

岩戸開けたり みたま でにけり。

そが御魂みたま艮金神うしとらのこんじんと成りなりて、この世のとびらけにけり。


霊憑れいがかりうようよとなるぞ。

悪の霊憑れいがかりいよいよあらわれるぞ。


身魂磨みたまみがけておらぬ者、みな悪の霊につかわれて自分で自分を苦しめるのぞ。

自分が自分を苦しめるとは、このことであるぞ。

よく分かりたか。


皆そなた達の自由を形にいたしたものであるから、

誰が悪いわけでもないのであるぞ。


早う改心結構結構。


艮金神うしとらのこんじん様、弥栄やさかましませ弥栄いやさかましませ。

怖い嬉しい世となるぞ。

身魂みたま磨けてある者、うれしうれしの世となるぞ。



二〇〇六年六月十日   天の日月の神 記す。




引用終わり



惟神霊幸倍坐かむながらたまちはえませ   惟神霊幸栄坐かむながらたまちはえま









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