第2章 不思議な旅 第9話 「お」 撒《ま》 け
以下、
「お」の巻
これから申すこと、ウシトラの
共におでましになるぞ。
良いか。目にもの見せるとは、そなた達の
世に
皆の改心楽しみにしておった
良く
ちと
であるゆえに、みな
仲良う手引きあってやって下されよ。
人民みなこのままでは分からん者多いし、かといって言わねばならんような
人民ではお役にならんし、救ってやりたいなれど神無きものにいたしておるゆえ
これほど言っても分からんと申すなれど、
生きられる人民ほとんどおらぬし、
なりて下されよ。
神、
世の
分かる人民少ないから、この
皆々縁ある者ここに引き
宗教無くいたすのであるから、一つの
人民は
これからここに縁ある者集めて、
よく分かるようしてやるなれど、
この
あらたのし
この世変えさす仕組みとは、悪に
車も乗れよ、飛行機も乗れよ、機械使えよ、使えば使うだけ分かるのじゃ。
そなた達が求めた
このことぞ。
悪の神々様に礼申せよ。
人民、そなた達が求めた神は、
苦しいこと好かんから、楽な
この世潰れる所までゆくのじゃぞ。
この
後で
この方、頼むぞ。
この方にまつろう
そのつもりで参りて下されよ。
この
新しき世の
神と
その日その日から、
大神様とは、すべての
皆の喜びがそのまま映るのであるから、一人も
草木、虫けら、
神、頼むぞ。
草木は食べられるのが
何もかも病なくなるぞ。
食べ過ぎるから不運となるのじゃ。
皆それぞれに分けて下されよ。
何もかも食べ物
自分の物というもの、何一つ無いのじゃぞ。
みな神が与えておるのじゃから、皆で仲良う分けて下されよ。
人民の食べ物、決められておるのじゃぞ。
理屈、悪じゃと申すのじゃ。
人民、この世
皆がうれしうれしと喜ぶ
神、頼むぞ。
この
分かる人民良きにしてやりて下されよ
うれしうれしで
臣民殿、
神の国は神のやり方でなければ治まらんのじゃぞ。
この
分かるようにしてやるから、何もかも皆ただで分けてやりて下されよ。
そう申しておるなれど、金は何もかもみな苦しめるだけじゃから、
何もかもみな好きなだけ、皆に取らせてやりて下されよ。
皆それぞれに
すべてが
この国、
神の
神の国とは、世界の
皆で食べ物作りて下されよ。
食べ物大事ぞ。
車や機械ばかり作りても
分かりたか。
どこもかしこも飢え死にぞ。
この神様お怒りになられたら、人民みな
食う物なくなるから気つけおくぞ。
手取りて、新しき世の
今のお
魔物に
どこへ行っても何をやっても苦しくなるばかり。
ご苦労じゃなあ。
人民みな
この者
世界は大きく変わるから、みなビックリじゃぞ。
海の神様、ご活躍ぞ。
雨の神様、風の神様、
世の元からの
みな
あらたのしあらすがすがしあらたのしあらすがすがし。
そが
悪の
自分が自分を苦しめるとは、このことであるぞ。
よく分かりたか。
皆そなた達の自由を形にいたしたものであるから、
誰が悪いわけでもないのであるぞ。
早う改心結構結構。
怖い嬉しい世となるぞ。
二〇〇六年六月十日 天の日月の神 記す。
引用終わり
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