運は存在する派な者どもへ

愚痴り場みえちゃん

第1話

何事も理由とか根拠のない『運』というものを感じたことありませんか⁇

それは時に死神だったり仏の加護だったり。


生まれの貧富の差。良い両親に恵まれたかそうでないか。家族間の関係は良好かどうか。学生時代が華々しいものだったかそうでないか。

そして天災。


生まれが裕福でも病気や事故・災害。イジメ。

貧困でも健康で災害に遭うことなく、友人関係にも恵まれ。

こんなことは珍しくもなくよくある。


『運』とはなんなのか。

気の持ちようという人もいるだろう。

それもある。

いや天命だ、そう決まっていたのだ。それも言える。

そして前世の業が深かったのだ。

それもそうかもしれない。


明石家さんまさんが言っていた『生きてるだけで、丸儲け』。

本当にその通りなんだなと思う。


それをまざまざと感じるのは、同年代の事故や病気、仕事に恵まれ、人生が好調してきているのに災害に見舞われたなどの話を聞くと、人生わからんもんだなと思う。

誰もが羨む、小学生のときに思い描いていた『将来』になっているはずが、ほんの少しで覆る。


備えあれば憂いなしと言うが、一体いくらどれだけ備えれば万全なのか。

特に病気や天災には、どれだけの科学力・医療をもってしても人は無力だ。

結局そうならないことを心から願うしかできない。


これを神のイタズラと言いたくなるのも頷ける。


私の友達に家族と何があったわけでもなく、なんとなく上手く関係性を築けなかったから、1人で生きていけるように仕事を見つけ、裕福に暮らしているが、なんだか孤独は振り払うことができず、鬱になっている人がいる。

手に職をつけても、幸せでない人もいる。


1つ思うのは、心を強くということなのだろう。


いつでも心に太陽を。落ち込んだらしたときはいつでも心にドンマイを。

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