第14話・尽力しなくては。
翌日・駅
『懐かしい!ここ、駅になったんですね。』
「元は
こうして、興奮してるんだよな〜?」
『公園でした。かなり小さいものでしたが。…山奥にあったからか、あまり遊具がなくて…、誰かが作って持ってきたって話もありますけど、ここはよく近所の子たちと走り回ってたんですよ。』
昔の事を思い出して楽しくなっている
親しくなり始めた友人を更に知ることができて嬉しいけど…、
でも一応、
___
『こんな山奥なだけあって、昔からほとんど変わっていないみたいですね。少ししかない俺の生前の記憶も通用するかもしれませんね。だから……前に言った、この辺りの1番大きな図書館、行きましょう。』
「あー、近いカンジだな!ラッキー!じゃあ、行こう!」
“近くにある”
一瞬でもそんな甘えた願望を
まず、
そして、オレ自身も可哀想だ。
もうすぐだと思っていても到着はまだ先…となると、メンタル的にも疲れる。
………現に、心身共にバテているし。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます