難民から参事！大出世ですね。イリス一家も殿下もこの世界の人々はたくましいですね。そしてクルトもだんだん適応しているのが実感できて嬉しいです。まあ、まだ脇が甘いようですが。

しかしまぁ、歴史やら武器やら政治やら経済やら宗教やら風俗やら作品作成の基礎が凄まじいな

「排出」は歴史的には適切な表現かと思いますが現代文ではネガティブなインプリケーションがあるので「輩出」表記の方がよろしいかと

世襲はまずくね？

ぶりやスズキみたいな出世商会ですね。

画して異世界のウインチェ○ター家が興された…|дﾟ)ｼﾞｰ

ころころ転がされるなぁ。
ああ、そういえば、摂政殿下はカエサルにそそのかされて、さいを降ったんでしたね。

引退したクルトがイリスと平和に暮らす未来は、神様が許すわけがない。

「ま、当面悪用する気は無いがな。だが戦時ともなりゃ多少安く銃を卸させるくらいはするさ



◆

>安く銃を卸させるくらいはするさ」


終わりの鉤括弧が抜けてるかなーって。

さすがクルトくん。手のひらで転がされ具合が秀逸です。

ブラックスミス系鍛冶職人は貴族お抱えor繋がりが多いため、一般的に地位は高かったそうです。
そう言う意味ではお抱えになった恩恵はあるって言えばあるかと。
ヨーロッパで有名どころのブラックスミスは大抵良いパトロンが付いてるから既定路線を踏んだと見れるかなぁ。
そこに至る経緯がとっても残念賞ですが。



パトロン無しで有名な工房はバイエルンのペッフェンハウゼル以外知らない。

さらにフランチャイズ制にして最大生産量の把握と管理
ライセンス料的なので収入の増加を殿下の庇護の下搾取に励む……のは無理かな

知識もそうだが人手が絶対足らんわな
若い主人公だとこういうのがもどかしいw

まあ若いのになんでも知ってるご都合主人公よりははるかに楽しいんですけどね

人生はそんなに甘くないだろうけど、娘のためにひどい目に合わせる親族と、未来ある部下のためにひどい目に合わせる上司の間でひどい目にあって欲しい（ひどい）

まだまだ未熟だけど、「変な鍋持って乱戦に放り込まれた記憶喪失の元クソ野郎」から随分遠いところまで来たねえ、クルト君……（ホロホロ

射程距離、ライフリング…、うっ！？

おバカ！！と言って差し上げたいけど、若者だからしょうがない。これがナーロッパ産のチートの若造なら腹が立ったけど、ここはクトゥロッパ（クトゥルフ＋ヨーロッパ）だからね！だから、チートもなし、でもちゃんと周囲の判断も仰いでいるし、周りは主人公に成長させてやるという意図があるから面白い！！失敗もしない優等生のつまらないナーロッパ主人公よりも、失敗して成長する主人公が魅力的だぞ♡

脇が甘すぎるぞクルトぉ！
信頼できる相談役がほしい！
まぁイリス一家が社会経験積ませてくれてると思えば……いやでも普通ならまず隣に立って勉強させてもらえるだろうしやっぴりスパルタだわ……おとなってこわい！

偉くなって色々大変そうな殿下を見ても偉くなりたいのかクルトォ！！
ところでイリスさんはギルド長の妻になるわけで、イリス一家が順調に勝ちを取ってる気がしますがまあ幸せそうだしいいよね！

面白いのだけれど、この物語は何処に向かって進んでいるんだろう？
冒険から離れて銃ギルドの長として、胃をキリキリさせる話になっていく……訳ではないんですよね？

かつて"商人、金貸しは卑しい職業"と言われていた理由が少しわかりました(^o^;)
化かし合い……
で、名ばかりトップは失敗の責任は取らされ、成功し成長したらそれはそれでいつか美味しい立場を追われる、と。


もう一度、池井戸潤を読んどこう。

クルトくんがFXで有り金溶かしたような顔してる未来が見える

こち亀の中盤

長銃が普及すると流れが変わりそうですけど、騎士や貴族の護身用なら俄然こっちですね。
それはともかく。長と名の付く仕事について幸せになれるのは、バカと悪人だけですよ(笑

甘いな、技術投資はブラックホール。
権威が固まるまでは技術は最先端を維持しなけりゃいけない。

ギルドより一歩と言うより五歩位進んで会社組織にした方が理想的なんだけど。
開発と製造を分けてさらに分業制を導入、更に給与を十分に与えベースアップもする。
そうすれば職人の独立は技術的に無理になり外に出れば金銭的に苦労するから独立の意欲も無くなる、ここまでやれば一社独占できます。
但し長期的に見れば技術が停滞しますがそんなことは権力者が気にすればよしと、儲かりゃ良いのだ！

ああ…　特に裁量権は無いのに責任ばっかり重い席に…