1:湯けむり美青年の選択2

「名前は丸中純。25歳、コンビニや飲食店でアルバイトして生活していたみたい。勤務態度も良好、でも、しばらく出勤はしてない上に、家にも戻ってない。――目新しい情報はないね。清潔好きで、毎日銭湯に通ってたってさ。」


聞き取りを終えてきた美佳が応接テーブルに書類を投げる。中身はエルが調べた丸中純の勤め先とアパートの詳細情報。実際足を運んでみたが特に収穫はなかった。ため息をついて、首からかけていたサコッシュをぶら下がり器へとひっかける。


「意外と交友関係も希薄だったみたいね~、バイトのお友達とかにお話聞いたけど、仲はいいけど一緒に出かけるほどでは・・・・・・みたいな感じね。イケメンだからモテそうなのに~」


リエのほうも外れだったらしい。残念そうな顔で、ピンク色した花柄の手帳を閉じた。

こちらには目もくれず、耳だけで聞いていたエルがパソコンの前で難しい顔をした。

「家族関係もあまり深くなかったのか洗っても洗っても全然出てこない。――これに関しては、警察しか知りようがないのか」

早速手詰まり、と言わんばかりの情報が並び、全員の眉根にシワが寄った。

最初に沈黙を破ったのはリエで、ため息をついて部屋の奥へ行ってしまう。濃いめのコーヒーの香りが立ち始め、その芳香に引きずられるように、ソファへもたれかかった。

「んああああどうしよっかな~~~もうわかんない~~」

正直、殺人事件など重たい事件に関わってしまうのは初めてで、動きは完全に素人だ。基本的に私達三人は力技で解決できるものを依頼されることがほとんどだ。

「はやいよ、てか、腹でてる、ミカ」

「腹はでてません~毎日鍛えてます~」

「そういう意味じゃない。シャツで隠せって言ってんだよ」

わざわざ美佳の捲れたシャツを引っ張りに、エルがPCの城から降りてくる。エルがこんなことで大好きなパソコンの側を離れるということは、頭のいい彼女にとっても手詰まりだなんだろう。


案の定、シャツを引っ張ったあとは気だるげに美佳の正面へと座った。

だらしなくソファに寝転び、おもむろにテレビをつける。そこにはやはり、先日からずっと流れている『丸中純容疑者』のニュース。エルも顔をあげてテレビをにらむ。

コーヒーをいれていたリエも、手を止めてテレビを見上げた。


「最近は、早いわよねぇ容疑者の顔を出すのが」


昔は何度も調査を重ねて、警察がある程度確信をついてからの報道だったのに、最近はほんの数日で

容疑者が決まり、報道されてしまう。

「そうだな・・・それだけ、捜査力が進んでるのか・・」

冤罪の話は今のところないのだが、こんなに早く決まってしまう捜査だ。間違いがおこる方が当然じゃないのか…?ネット上ではそういう声も上がっているが、テレビやニュースではけして取り上げられない。メディアにとって都合が悪いのか、一体この早急な指揮をだれが取っているのか、警察内部で何が起こっているのか――ネット上の憶測は絶えない。

「はい、おまたせ。ポッコリお腹に強敵の、おやつタイムでーす」

三人それぞれのマイカップに出てきたのはいつものコーヒーとは違う、ミルクがかった茶色。

エルの顔が渋くなる。

「・・・ブラックが良かった」

「何言ってるのエルちゃん。こんなときは糖分よ、糖分。

行き詰まったときこそ、甘いものが良いんだからね!」

出されたお茶請けは甘めのバタークッキーにホワイトチョコレートがコーティングされた洋菓子。エルの心底引いた声が横から聞こえる。

「珍しいね」

基本的に美佳自身は飲めれば何でも良いのだが、一口飲むとあまりの甘さに吹き出した。

これはもはや、カフェオレというより…


「んふふ、丸中純くんの写真みてたら、この間銭湯で飲んだ、コーヒー牛乳美味しかったな~って」

「コーヒー牛乳・・・」


戦闘での痴漢を捕まえたあの日、お礼にもらったコーヒー牛乳。おばあちゃんは私たちにいくらでも飲んで良いよって言ってくれたっけ。両手に3瓶ずつ器用に持って、くしゃくしゃに笑ったおばあちゃんの顔を思い出した。そういえば、経営も昔に比べれば少し苦しいと言っていたのに、あれは出血大サービスだったんだろうな・・・。


・・ん。おばあちゃん?そういえば、

「銭湯のおばあちゃんに、まだ話聞いてないよね」

「あ、そっか・・・それがあった」

言いつつ、エルがコーヒー牛乳をすすり、咳き込んだ。

「そうね、毎日銭湯に行ってたくらいだし、丸中純について何か知ってるかも・・・」


そうだ、もしかしたら…あの銭湯に仲のいい人の一人や二人いたのかも…!

「それだ!よし行こう!」

ガンッとマグカップを勢いよく叩きつけ、先程脱いだばかりでエアロバイクにかけていた、ライダースジャケットを手に取る。

「ちょちょちょ、早すぎ」

エルも手にあまっていたコーヒーを慌てて置くと、ハンガーラックへと急ぐ。

一人、リエだけがマグカップを持ったまま不満そうに膨れた。


「もー!おやつタイムは!?」



銭湯の入り口には『店主、体調不良により入院いたします。しばらくおやすみいたします』

達筆な筆文字が並んでいた。

「入院?」

3人張り紙を覗き込み、想定外の事態に拍子抜けした。

「あー銭湯は、まーーだ、休みだよぉ」

振り返ると、近所のおじさんだろうか。自転車に乗った60前後のおじさんは、手をダメダメと振っている。

今、一番情報が多い場所はここだったのに・・・。

美佳はがっくりとうなだれるが、気を取り直しておじさんへと向き直る。

「い、いつからですか?」

「つい先日、ばあさん体壊したってよお、胃の検査するっつって」

「私達、おばあちゃんに聞きたいことがあって~」

入院先を聞き出そうと、リエがいつもの柔らかい声を出す。

ふと、近所のおじさんは愛想笑いを崩し、寂しそうな顔をした。

「ああ、そりゃ無理だ」

「無理?」

エルがいぶかしげに聞き返す。

「ばあさん、意識が戻ってねぇんだよ」

「え・・?」

「意識って・・・胃の検査で!?」

声が上ずった。まさか、万が一医療ミスの可能性があれども、胃の検査で意識を失うなんて想像がつかない。

しかし回答は、その万が一よりも予想外なものだった。

「いや、それがさぁ、全く災難なもんで、入院したすぐあとに病院の個室で誰かにボコボコに殴られてたみたいでよ。しかもその後、家まで荒らされて現金まで取られてたみたいだ」

「はぁ!?」

このおじいさんも誰かに話さないとストレスが溜まっていたのだろう。こちらの驚きを待たず、堰を切ったように口が動いた。

「ケーサツが近所まで聞き取りに来てよ。でも、このあたりじゃあ別に空き巣は流行ってないし…。噂じゃあ、あの殺人犯で逃亡しているきれいな兄ちゃんと仲が良かったから、ばあさんのタンス貯金に目をつけて、殴って金の場所を吐かせたってはなしだよ。」

三人で顔を見合わせた。

三人の頭には、全く同じきれいな顔が浮かんでいる。

「・・・・逃亡資金、か・・・・」

エルのつぶやきどおり、まさしく警察もそう推理している。

おじさんは、ここだけの話・・・と身をかがめて口をすぼめる。

「しかも、噂じゃあ三千万円ほどあったって話だよ」

「「「三千万円!?」」」


丸中純の澄んだ目が先程から脳をかすめる。おばあちゃんに報告したときに、おずおずと一緒についてきた彼。

おばあちゃんから小突かれて困ったように、でもそのやりとりを少し嬉しそうに笑っていたのだ。

本当に、彼がお金のために、意識を無くすほどあの人を殴ったのだろうか。

それともそうさせるほどのなにかが、彼のなかに生まれてしまったのか。



「おばあちゃん・・・」

病院のベッドに横たわったおばあちゃんに、いつかの元気な面影はなかった。

不自然に白くなったかお、青みを帯びたほほと唇。

沢山のコードを付けられ横にはモニターが置かれている。

モニターが動いている、その小さくて安定した心音の機械音。それが動かなければ、生きているかどうかもわからないくらい。

『ありがとうね』

あの日、コーヒー牛乳を差し出しながら、おばあちゃんは少し寂しそうに微笑んでいた。

銭湯は、清潔さは担保されていたものの、やはり所々に時代を帯びており、客入りは寂しかった。

それでも、お客さんがいるだけマシって感じのこの銭湯が、客を追い出すような対処に出たのは、

『風呂ってのはねぇ、安心してゆ~っくりできる場所なんだよ。一日の疲れを癒やして、ね』

独り言のようにつぶやきながら、おばあちゃんは自分のためコーヒー牛乳の蓋を開けた。

『それがさぁ、あんた。ときには叫び声が聞こえたりすんだ。そりゃ、黙ってられないねぇ。ほんと、ありがとうね』

そういったおばあちゃんは、ぐっと飲み干し、とてもすがすがしそうに笑っていた。

『ほら、あんたも。もう、いい加減にしなさいよ』

そう優しく言って、新しいコーヒー牛乳の一本を丸中純に手渡した。

おばあちゃんは今、顔に大きな青い痣を作り、病院のベッドで寝ている。

この布団に隠れた体にも、どれだけの痕が残っているんだろう。

どれだけ怖かったろう、痛かったろう。考えれば考える程、震える手を自分で握りこんだ。

「――美佳ちゃん、大丈夫?」

「大丈夫じゃない」

握りしめて食い込んだ爪が、柔らかい皮膚を突く。血が滲んでいるのかもしれない。でも、それ以上に何かを堪えることに必死だった。

「あたしは、おばあちゃんとか子供とか、自分より弱いやつを殴るようなゴミクズが、一番嫌い」

「・・・そうね・・・」

私たちだって、いわゆるなんでも屋。

仕事柄当然危険にさらされ、自分の身を守るために手を出す。状況によって人間を殴ったのは、星の数ほどある。

それで私達はお金を稼ぎ、ご飯を食べている。

人間的には、きっとおばあちゃんを殴ったやつと、たいして変わらないんだ。

ただ、私がもし丸中純なら、きっとこのおばあちゃんを殴れない。

カラカラとゆっくりした音がなる、エルがブラウンの手帳を片手に病室に入ってきた。

「エルちゃん、なにかわかった?」

「いや、おばあちゃんが入院したのは1週間前の夜、殴られたのはその3日後の夜。時間は深夜で、侵入警報とかはなってないから、予め室内に忍び込んでおいて、殴ったんだろ。表には監視カメラがあったけど、その横にも廊下やトイレにつながる窓があって、そこまでは監視できてないみたい。・・・まぁ、あんまり意味はないかな」

それは受付をしていなくても、この病室にはかんたんに忍び込めた、ということ。現状ではおばあちゃんを暴行した人間も、丸中純への情報も一切得られなかったということ。

「これじゃあ・・・完全に振り出しに戻ったわね・・・」

病室の壁に背をついて天を仰ぐリエを片目に、美佳は自分の手帳をひらき、四角い髭面した男の写真を取り出した。

「調べるとしたら、殺された男のほうかな」

リエは疑問顔で見つめてくるが、エルは納得したようにうなずいた。

「え?なんで?純くんをみつけるのに?」

「警察がアレだけ報道して、丸中純を犯人として捜査してるんだ。なにか動機があるんだろう。どこかで関わっていた可能性は高いよ」

そもそも、銭湯で情報収集したほうがいいと思ったのは、あの場所が容疑者と被害者の接点があった場所であり、丸中純の情報を得られると同時に、被害者の情報が得られる可能性があったからだ。

今、情報がゼロの被害者を探すのは、また骨が折れるだろう。

しかし、丸中純があそこまで周囲との深いかかわりがなかった・・・もとい、いかなる痕跡も残さなかったとなると、いまは被害者のほうを調べるしかない。


「・・・結構深いとこまで関わることになるな。厄介なことにならないといいけど」

エルの顔が渋くなっていた。リエも心底不安そうな顔でこちらを見ていた。

正直、殺人事件にここまで関わるとは思ってなかった。これ以上関わってしまったら警察に目をつけられるかもしれず、通常の探偵業務に支障がでるだろう。そもそも丸中純を追うのは、彼が犯人であろうとなかろうと、事件の核心に迫ってしまう。相手は殺人鬼の可能性があり、自分も、2人も危険に晒してしまう。


それでも耳をかすめ脳を支配するのは、おばあちゃんに繋がれたモニターの、命の音。ピ、ピ、と鳴るその音は、弱々しくも生きている。


「やるに決まってんでしょ、100万円前金で貰ってんだから」


ボスとのやり取りは手紙。お金を返すなんてできない。

それよりも、断れない理由がいま目の前にある。傷だらけのおばあちゃんを前に、こんな事になってしまった理由を、丸中純に・・・犯人に聞いて殴ってやらなきゃ気がすまない。


「厄介ごとになったら、あとで追加請求すればいいだけの話よ」




暗い照明に、センスの悪いミラー調の黒い壁。

ダンスフロア、バーカウンター、休憩用のスペースをまんべんなく照らすように、カラフルなスポットライトが舞っている。

耳をつんざくクラブミュージックにも負けない、若い男たちの大声と女たちの笑い声。

アルコール片手に沢山の人間がすし詰め状態。これでよくみんなドリンク持ってんな、と考える。まぁ、こぼしてもこれでは床も見えない。気が付きようが無いし、気にもしないのだろう。

ジンライムについてた生ライムをかじりながら、バーの片隅にある立呑スペースへと進む。ライムを持っていない片手には自分のジンライムと、ロックのウイスキー。はき慣れない12センチヒールのサンダルがどうしても歩行を遅くする。ついでにリエに巻かれ片側に寄せられた巻髪も、視界に入って非常に邪魔だ。

「ごめんごめん、おまたせー」

ジンライムとウイスキーを立呑用の高いテーブルへ置く。そこには胸を強調したオフショルダーのミニワンピースを着たリエ。そしてぱっつんの前髪に赤リップ、オーバーサイズのパーカーにスキニーデニムをはいて、どうにか装っているエル。

そしてもうひとり。

「おい・・・こんなに女に囲まれたら、誤解されるから困るんだけど・・・」

短めの坊主に細いチェックのシャツを着たたじろぐ細身の男性。

どうやらこのスペースがハッテン場的な役割をしているのは確かなようだ。何人が男性がチラチラとこちらを見ている。

「ごめんごめん、これお詫びだから飲んで!」

先程のロックウイスキーを差し出す。度数は少し濃いめだ。

はい乾杯、と自分のジン・ライムを差し出して一口飲むように促す。

男性はグイッと煽ると、半分ほど空になったグラスを置いてため息を付いた。

「まあでも、あんたらがアイツを殺した犯人を見つけてくれるって言うんだから・・・ほんと、ありがたいよな・・・」

「こちらこそ、あんまり思い出したくないのに、ごめんね」

既にリエが事情説明をしているらしく、どうやらリエには心をひらいているようだ。さすがは人たらし。

一方こういう聞き込みにはめっぽう役に立たないエルが、美佳の後ろに立ち小声でつぶやく。

「あの男性、被害者とも知り合いだけど、丸中純とも知り合い。あと、丸中純はこのクラブに通ってたみたい。被害者とはやっぱり面識があったみたいね」

被害者と丸中純は、あの銭湯が初対面ではなかった?

つまり、痴漢じゃなかったってこと?

「・・・じゃあ、あの銭湯の時、丸中純は演技をしてたの?も、もしくはプレイとか?」

「ああ、そうだよ」

思わぬところで男が答えたため、美佳とエルはたじろいだ。

爆音の中だ、思っているよりも声を張っていたらしい。

「その様子じゃ、俺が誰かも気がついてないな」

「?」

「銭湯では、どうも。お掃除屋さん」

「え!?」

慌てて三人男の顔を凝視する。

暗がりで、服を着ているから気がつかなかったが

「あのとき湯船に使ってた男!…ですよね?」

「そうだよ。あんたらが止めたのは所謂いつもの出来事ってやつでな…一種のパフォーマンスみたいになってた。あ、プレイじゃないから」

「パフォーマンス?」

「話すと長ーんだけど、俺とあそこにいた何人かのガタいの良いゲイは雇われでな。純が来るまではあそこで大声で暴れたり迷惑行為をしろって依頼があったんだ」

「依頼…」

「ただ、今回の依頼人、金払いが悪かったみたいでよ」

「そのあとに純がこのクラブにやってきて、話が出たんだ『俺がその依頼料金を払うから、周りがすこし浮き足立つ位のパフォーマンスをしてくれ』ってな」

「丸中純が、代理で依頼料金を払ったの…?」

「だから大声やら器物破損とかはそれ依頼きっかりやめたよ。そしたら、お前らも見たろ?あの銭湯はソッチ方面にちょっと人気が出だしてさ」

「ああいう発展場的な使い方はバーさんが嫌がってたけどな。でも、結構考えてたぜ~ どうしたらあの銭湯が廃れないか。健気だよな~」

ますます意味がわからない。

では、丸中純は銭湯を守るために…?

いや、ここで最も大事なのはそれよりも、

「そもそも、なんであの銭湯に嫌がらせしてたの?誰が?なんのために?」

「俺も詳しくは知らないんだ。でも、噂じゃ婆さんの親戚から話があったって聞いたよ。あの銭湯、意外と町中に近いから土地代が結構するみたいで、権利書目当てとかなんとか」

親戚、権利書・・じゃあ、まさか、

「まさかおばあちゃんを殴ったのもあんたたちがやったの!?」

「い、いやいや、俺たちはやってないよ。だいたい、婆さん自体に手を出すのはナシだって言われてたんだよ。元締めもいなくなっちまったからな…あのときの奴らとはもうあんまり会ってないよ」

「元締めって、誰?親戚とやり取りしてたのは誰なの?」

身を乗り出して聞いたエルに、男は苦笑した。

「もう、この世にいないんだよ。殺されちまったから」


殺されちまったから。揺らしたグラスと共に、ロック氷の音が鳴る。つんざく音に包まれているのに、乾いたその音はしつこく耳に響いた。

殺された男は銭湯に嫌がらせをしていた。そしてそれを、丸中純が理由や手順はどうあれ、止めていたということ。

それはどうして、なんのために。

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