周囲18.母達の会話

『あーあー、てすてーす。ミトリさーん? 花野木はなのきミトリさーん、聞こえますかー?』


「てすてーす。聞こえてますよぉ、鳥谷部とりやべサクラさぁん」


『わーい。ミトリさーんお久しぶりー、元気だった?』


「元気ですよぉ。そちらもお元気そうでぇ。夏休みは取れそうですかぁ?」


『うん、数日は帰れそうよ。有給も貯まってたから無理矢理ぶんどってやったわ』


「それは何よりですねぇ。久しぶりに会えるのを楽しみにしてますよぉ」


『私もよ。それでそれで? うちの息子とアスカちゃんに進展はあったの? ぶっちゃけヤった?』


「いーえぇ。いつも通りですねぇ、あの二人はぁ」


『えぇー!? いつも通りって、まだヤッてないの?! あのヘタレ息子! さっさとヤらないと他の男に取られちゃうわよ!』


「サクラさぁん、お下品ですよぉ。めっ。まぁ、一緒に寝たりはしてるみたいですけどねぇ?」


『そこまでやって何で手を出さないのよ?! あれ、私……オウカ産んだ時にチ○コつけ忘れた……?』


「サクラさぁん、もっとお下品ですよぉ? めーっですよぉ? あの二人は距離が近すぎてきっとバグってるんですよねぇ」


『くっそー、帰国した時にはオウカの彼女になったアスカちゃんが見れると思って楽しみにしてたのに!!』


「そうですねぇ。私もオウカ君の理性を壊すために、マイクロビキニとかえっち系水着、超セクシーランジェリー系とかをアスカに渡してますけど……」


『ミトリさんの行動が思ったよりえげつなかった!?』


「成果無しでしてぇ。いっそのこと、私も着て親娘で迫ってみますかねぇ? とにかく理性を壊さないとぉ」


『その荒療治はやめて! 流石にまずいわ!』


「冗談ですよぉ。私、愛する夫以外に肌は晒しませんからぁ」


『あ……安心したわ……。ミトリさんマジでやりそうだから……。幼馴染の親娘丼とかシャレにならないもの……』


「そもそもオウカ君、アスカ以外は完全に無関心ですからぁ」


『ほんと、何であの二人まだ付き合ってないの……?』


「んー……。それを通り越して夫婦状態だからですかねぇ?」


『良いんだか悪いんだか……』


「とりあえず、次の策を練りましょうかぁ」


『ふふふ……幼馴染み同士のハッピーエンド見せて貰うわよ、我が息子……!!』

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