会話6.就寝
「あー!! また負けたー!! 手加減してよオウカー!!」
「ふっふっふ、真剣勝負に手を抜くなんてできるわけないだろう。これで俺の5勝目だ!!」
「もう……仕方ないなぁ、約束通りシャツは脱ぐけど、上がブラだけになっちゃうよ」
「おい待て、勝手にゲームに負けたら脱ぐという罰ゲームを追加するな。俺が最低な男みたいだろうが」
「えー? 私のオッパイみたく無いの? 女として傷つくなぁ」
「お前の胸は何回も見てるからなぁ。ほくろの位置だってばっちり覚えてるぞ」
「それ、小学生の頃の話でしょ。今はたわわに実った果実が二つもくっついてるのだけど?」
「かといって、ここで脱いだって別に最後までさせてくれるわけじゃないんだろ?」
「全力で抵抗するし、二度とお弁当作ってあげない。触っただけでも一週間は口きかない」
「じゃあ止めろ。幼馴染とは言えそんな格好の女子が部屋に居て理性を保てる自信は無い」
「ちぇー、せっかく赤面するオウカが見られると思ったのに」
「わかったわかった、代わりに俺が脱ぐから」
「待って!! いきなりなんで下に手をやるの?! しかも今、下着まで一緒に脱ごうとしたよね!?」
「赤面する俺が見たかったんだろう? 流石に俺も下半身を見られては赤面する」
「その前に私が赤面するわ!!」
「それもそうだな、じゃあ止めておこう」
「って今何時? うわ、日付変わってんじゃん……部屋戻るの面倒だなー……」
「んじゃ、泊まってく?」
「そうするかなー。私の着換えってどこに置いてたっけ?」
「一階のタンスに纏めてしまってるぞ」
「んじゃ明日の分はあるね、それじゃ今日はもう寝よっか」
「そうだな。どっち壁際にする?」
「オウカの寝相悪いから、私壁際で。前に落っことされたの忘れてないんだからね」
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