第7話 心を亡くしていた
ここ1年ほど妻の心の病、娘の育児・家事など色々あって心を亡くしていたように思った。
心を亡くすと書いて「忙しい」。
小説を書こうとするも、窮屈に萎んだ心からは何も出てこなかった。
久しぶりに縮めていた羽を伸ばすように祈った。どうやらまだこの羽は開いて使えるようである。
本当に良かったと思う。
風が吹けば吹くほどに逞しくなる。
そういう人間を目指していたはずなのに、
いつだか心は妥協を許し、人生に張りが、なくなっていた。
明日から頑張ろう。
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