こんにちは。
人を突き動かす力強い文章でした。いち読者である僕も、励まされた気がします。
贅沢を言えば、まわりくどい言い回しが味ではあるのですが、それが論理展開に影響を及ぼしていて、読み下すのに詰まる傾向がありました。平易な言葉で書けということではないのですが、論理展開からの証明、という点には改良の余地があるように思います。もっとうまく整理できて、読みやすい文章になればより良くなるかなと。
騎士長への手紙だったのですね。そのへんはっきり書かなくても良かったかもしれません。膝頭については、すみません、辞書で調べたのですが、どういう役割の人なのかわかりませんでした。
つっこみが多くなっちゃいましたが、迫真の文章に迫っているゆえもったいないなと。
企画へのご参加、ありがとうございました。
作者からの返信
いつも企画ありがとうございます。
なるほど、人物設定として夏目漱石の「草枕」的な人を想定して、ちょっとひねりすぎたかもしれません。
参考にしたいと思います。
お題が「Dear K」ということで
実は「騎士長」へ「膝頭」からは、
「KnightのK」へ「KneeのK」から
「騎士の頭(文字)」へ「膝の頭(文字)」からということです。
文章中にはほぼヒントはなく、「存在にもかかわらず、音として発せられないこと」ぐらいになってしまっていて、確かに分かりにくいとも思いました。
あとのヒントは、「貴殿と同じ立場にあるものは他にも多く、例をあげるのであれば、BやT、Nといったものがおる」というところですが、「bt」のBや「ten」で終わる単語の「t」は発音しないという仲間の文字を上げました。
これもわざとイニシャルになる文字を選び、イニシャルにはならない文字は省きました。
このあたりは、逆にすぐに分かると微妙かなと思い、分かりにくくしているのですが、バランスも難しいです。
この文章は「K」でしかできないものでしたので、「Dear K」はとても面白かったです。
ああ、なるほど。
他の方の感想なども読んでそういうことかと思えました。
ちょっと文章が硬くて読みにくいと思ってしまったのですが、オチが分かってからは逆にそれが面白くなってしまいますね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
今回の全部オチから組み立てていて、オチが分かった時にもう一回読みたくなるようにと思って書きましたので、すごく嬉しいです。
ただ、とっつきやすさは重要だなと思いますので、難しいですね。