あなたと僕の夢の中


   夜は静かで川の音がより鮮明に聞こえる時、


    今日が最後の日だと確信した僕は、 


      如月の泣く姿を目撃する


  兎が餅を叩くのを実際に見る様なものだ...と、


   月そのものが如月あなた、僕は泣きながら叫ぶ、


   『寛容な如月あなた、僕を抱き締めて...』と、 



桜の蕾が小っちゃく咲いて、小鳥の鳴き声が聞こえる時、


     僕は ふと、目覚めた...。


    抱き締められた感じがしない。


自然に起きれた時に抱き締められたのかも知れない


 時は外に置かれ、うつろな間は中にあり、


   夜は暗かない、薄暗いだけや...


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如月がなく頃に 101 @4268759610

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