過ぎ去る言動を省みる


 今回は、『慣れ』と言うものについて書き

たいと思います。


 よく、"慣れって怖いわ〜"といった感じの言葉を、見たり聞いたりするかと思います。

 そうですね……個人的に、漫画やアニメなどと触れ合ったときが一番かと思いますね。

 これはなぜかよくよく考えると、確かにそうだなとうなずけるのです。

 前にお話した私のお仕事(カフェ)でも、感じることがあるのですが、始めに自分に付いている"初心者"と言うマークが年数経つにつれ段々と取れていき、ほかから見れば"一般"と言う部類に入りますとまた、さまざまに違ってくるように思うのです。

 不満や文句を言う・言われるようになるのも『慣れ』、仕事を覚えるのもいずれは『慣れ』、人との接し方も『慣れ』……これも色々あるものです。

 ですが私がここで少し思いますのは、この『慣れ』というものに、どこまで踏ん張れるか・頑張れるかという局面きょくめんおのずとぶつかって行くように思うのです。

 一番簡単な打開策だかいさくは、"逃げる"一択いったくに思うのです。

 しかし毎回毎回そんなことをしていてはなにも変わらず、同じことの繰り返しに思ってしまいます。

 特に人間関係にいてはとても大変で面倒臭いですね、本当に。

 ここで冒頭の"慣れって怖いわ〜"と言う個人的解釈をしたいと思うのですが、その相手が何にいても遠慮えんりょがなくなり、そして自分の思ってもみなかった言動をされる、というふうに私は受け取りました。

 これはいい面も悪い面も両方あわせ持っていると思います。

 いい面としては、その相手が自分に対して"心を許してくれている"ということ。

 悪い面としては、"気遣いや礼儀に欠けてくる"ということ、等々とうとう思われると思います。

 これはなにも特別なことをしていなくても、誰にでも訪れるのだと思うのです。

 なのでどう付き合って行くか・どう対処して行くかが最も肝心かんじんなところになると、私は思っています。

 日々生活していて、私は本当に最近すごく感じるのです。

 あの人、前まで私にあんなこと言わなかったのにな……とか、ぞんざいな扱い方されてきてるとか色々ありますね。

 お前の本性を表したのかレベルのことで大変嫌になりますね。

 もしかするとこちらにもなにかあってのことかもしれませんが……。

 それと、あぁ、とても残念だなとも思ってしまいます。

 少し個人的偏見になってしまいますが、大方こういったかたというのは、こちらが助言しても聞き入れないしくは反発してくるように思うのです。

 こうなってくると言葉にするのすら怖くなってきますがね。

 それを見て感じて、絶対にああいうふうにはなりたくない・ならないと思える自分はほんの少し、褒めてあげたくなるのです。

 ですが、自分が大切に思う人、立場上での人や人間関係などで少し改善して欲しいなと思う人などには、少し勇気を持って伝えてあげたいところですよね。

 これはほかでもない目の前の"あなたのため"なのだと。

 自分はこういうことをした経験はありませんが、将来的にもし『慣れ』というものを軽んじているまたは、無自覚でそういった言動をしていて、更にはそのかたが自分にとってかけがえのない人……そう言ったかたがもし目の前に現れれば、自分の持ち得る言葉で精一杯伝えてあげたいものですね。

 よりよい方向に進むために。

 でもやっぱり一番いいのは、"配慮があること"、これにきますがね。


 

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