52話

僕はホワイ(女神)が魔法で作った、過去に行く空間を渡っていると目の前に芝生が生え芝生の草が太陽の光を反射している光景が目の前に見えた。

 僕は走り空間を渡り切った。


その光景は、自然が豊かで争い事なんてない様な風景がそこには広がっていた...


『浅沼さん』

「ん!?」


僕は頭の中で話しかけられた。


「な、なんだ」

『浅沼様、私はこの世界に行くことができないんです。それに、私はこの時渡りで魔力を失い目に見えない精霊として浅沼さんに助言をします。ある程度魔力を節約したいので私からは答えません浅沼さんが質問をしたら答えますので」

「わかりました、じゃあここはどこですか」

『ここは、魔王出現の1年前、601年前です』

「僕は未来に帰れるんですか」

『はい、それまでには魔力が回復をしています』

「じゃあ、僕はこのままどこに行けばいいんだ」

『はい、このまま北に向かい冒険者登録をしてください』

「わかった、あとこの世界での僕の言葉は通じるの』

『はい、通じます。途中魔物に合うと思うので、狩ってから向かってください』

「わかった」


僕は北と思われるところに向かった。


『浅沼さん逆です、浅沼さんが行こうとした方角は南です』

「う!!」


僕は森の方向に行こうとしたら、北とは反対だったので180度回転して芝生が広がる方に足を運んだ。

村まではそれなりに距離はあるそうだが、歩いている最中、イノシシの倍の大きさとツノが2倍の魔物が僕目掛けて突進を仕掛けてきたので僕は片手で抑えイノシシのこめかみを殴りイノシシを倒した。


「なあ、このイノシシは魔石にはならないんだな」

『はい、ダンジョンと違い地上で育ったち肉体を持つ魔物です。ダンジョンで出てくる魔物は魔力の塊なのでです』

「へえ〜じゃあ、ダンジョンでてくる魔物の素材がドロップするのは」

『はい、長くダンジョンにいる魔物は肉体を持つのです』

「じゃあ、ここにもダンジョンがあるのか」

『はい』


僕は会話相手がいなく、ホワイ(女神)っと会話をしながら街に向かった。




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