51話

浅沼は『過去』っと言うワードに驚きを隠せなかった。


「どうゆうこと?」

「はい...浅沼さんの強さを見込んでお願いします。」

「いや....どうゆうこと...」

「言葉どうりです、未来を変えて欲しいです。」

「未来...を変える?」

「はい、未来です。魔王出現の1年前にタイムスリップして欲しいんです。そして、私が倒せなかった魔王を倒して欲しんです。」

「でも、魔王を倒したら現代はどうなるんですか」

「はい...記憶など全て変わってしまいます...」


僕は記憶が変わるっと言われ、最近あったクロ、あぬみん、美奈、アリス、ガイルさん、ホワイの記憶がなくなるっと言う意味だ、魔王がいなければダンジョンができていない。ダンジョンがなければ魔物のクロやそこからであるみんなの記憶が変わってしまう...それは寂しすぎる


「記憶...ここにいる人の記憶が無くなるそういう事ですよね」

「はい...そう言う事で間違いはありません」


僕は後ろにいる皆んなの方を向いた


「ビュイ!!」

「大丈夫だよ、浅沼さん私たちは絶対覚えてるよ」

「そうです、浅沼様と私は赤い糸で結ばれています」

「俺もだ、友として友人としてお前のことは忘れない」


クロは親指を立てて僕に『大丈夫』っと伝えている様だった。

皆んなも僕の未来を変えてこいっと後押しをしてくれる様だった。


「クロさん、あぬみんさん、美奈さん、アリスさん、ガイルさん、私が与えた神器でどうか身の安全を守ってください...死んだら未来を変えても生き返りませんので...ありがあとうございました」

「じゃあ、僕は過去に行って魔王復活という最悪な未来を変えてきます」

「行ってらっしゃ」

「浅沼さま頑張ってください!!」

「行ってこい!!浅沼」

「ビュイ!!」


クロ以外は涙を抑えながら僕を見送ってくれた、クロは鼻水や涙を出しながら僕を送ってくれた。


「では、行きます。パースト」

ホワイ(女神)が『パースト』っと唱えると体の光が強くなった。

すると空間の中から力尽くで左右に引っ張る光手が空間を開けた。


「では、行きましょう浅沼さん」

「わかった」


僕は過去につながる空間へと足を運んだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る