48話

アリスさんがゴブリンやオークの群れを倒し強い事がわかり、ダンジョンの先に向かってい歩いていたが、あの群れたゴブリンやオークだけでそれからは魔物は出なかった。


「あれ以来、魔物全然出なくなったな」

「はい、浅沼様拍子抜けですねこのダンジョン」

「でも、気は抜けないよ下に行くほど魔物は強くなていくから」

「はい!!」

「でも、本当魔物でないな〜」

「良いではないか、浅沼」

「まあ、そうだけど」


僕はなぜか自分でもがっかりしていたことに少し驚いた、あの時のダンジョンから感覚が狂ったのだろうか....


「あれ、また扉だ」

「本当だ〜」


美奈は先ほどと同じで、反応が薄く、それ以外の人は反応がなかった。

僕はこの扉を開き中に入ると、植物が生えていた、いや生い茂っていた。


「植物?」

「お父さん、これ燃やして」

「わかった〜エンジェル〜」


っとアリスさんがガイルさんに支持すると、ポケットから瓶とライターを取り出し、瓶の蓋をとり中身を地面にこぼし中身が空になると瓶を地面に落とし割った、そこにライターに火を着火して、地面にこぼした場所に着火したライターを捨てると、火が燃え広がった。


「おお」


瓶の中身はどうやら灯油だ、灯油独特の匂いがしたし


「ねえ、アリスさん何でガイルさんが灯油持ってんの」

「はい、お父さんが燃やすときによく持っているものです、普通じゃないんですか浅沼様」

「あ、いや...」


何の灯油を瓶に入れ常時もっている事に疑いもなく聞き返してっきて、何も返せなかえせなかった...


「みなさんこの部屋から出て行って下さい、時期燃この部屋全体が燃えるので、あとこの部屋の扉閉めないでください、もしかしたら炎が消えてしまうので」

「はい」


僕達は、扉を閉めず植物が燃える所を見ていたら、疑問にホワイが思ったのか、ガイルさんに質問をした


「あの、アリスさんのお父さん、何で扉を閉めたら火が消えるんですか?」

「うん、ああ、扉を閉めて二酸化炭素が部屋全体に充満したりすると火が消えてしまうからだよ〜」

「そうなんですか〜」


っと話ながら、炎が消えるのを見ていると、奥から『ギエエエエエエ!!!!」っという雄叫びが多く聞こえた。


「な、なんだ」

「多分だけど、植物系の魔物がいたんだろう、植物の茂みや擬態かして襲うだったんだろうが、これほど多かったら燃やして正解だったな〜すごいぞそれを察知してエンジェルはもやせっと言ったのか〜」

「違うよ、だってこんな茂み虫とか出そうだし、肌が傷ついたらいやだったから」


っと話していると、火は植物を燃やし尽くした僕はあたりを見渡し、植物が無くなっていた。


「おお〜植物無くなった〜」

「歩きやすくなりましたね、浅沼様」


扉の中に入って、見てみるとちらほら魔石が転がって先に進むと、魔石は数えていないが100個以上はあった。

これだけの相手をしていると、めんどくさかったな〜っと思っていた。


クロは歩きながら魔石を拾い、ぼりぼりと人間の姿で食べて、歯が折れないのか心配になったが、人型でもドラゴンの皮膚の硬さを持っていたので大丈夫だろうと思ったが、人型で魔石を『ぼりぼり』っという音をたてながら食べている姿を見ていると僕は言葉では表せない気持ちになった。


また、歩いていると扉があった。

扉を開けて、僕は中を見てしまいすぐに閉めてしまった。


「なあ、浅沼よなぜ閉めたんだ」

「いや、この中に鬼がいた」

「鬼?」


僕が扉の先にいるものは、ツノが生え鉄の棍棒を持った鬼がいた


「浅沼様、少し扉を開けて、すぐに閉めて下さい」

「わ、わかった」


僕は扉を開け、アリスは何かを投げ込み僕はすぐに扉を閉めた。


「アリスさん何を投げたの」

「催眠弾です」

「それも....普通なの」

「はい、そうです」


なんか、もう慣れたよ....

しばらくして、扉を開けると三体の鬼が寝ていた。


いや、催眠弾って人間にも魔物にも効くんだな〜っと思った。

僕たちは扉の向こうにいる鬼を僕は心臓を殴って貫通させ、ガイルさんは首をかっきり倒し、アリスさんもガイルさんも同じように倒した。


あぬみん、美奈、クロが出番がなく少しつまらなそうな顔をしていた。


僕たちは鬼を倒し、歩き始めた


「また....扉」


もう皆ノーリアクション...だが、この扉はさっきまでの頑丈そうだった、ここで気づいていればよかった...


「ねえ、浅沼.様..これ何、ちょっとこれ綺麗〜」

っと、キラキラ光っている宝石を手に取ると、僕たちのの足元に魔法陣が現れた。

「皆この魔法陣から離れろ!!」

「わかった!!」


あぬみんがそういいうが、このままでは間に合わないと思った僕は、一番僕がこの魔法陣の攻撃に耐えれると判断して、僕はアリスさん、ガイルさん、美奈さん、あぬみん、クロを服のをつかみ魔法陣の外に放り投げた。


そして、僕は魔法陣と一緒に消えた。


浅沼がその場から消え、皆は唖然としていたが、唖然としている余裕も無くなった。

目の前には、ツノの生えた悪魔(デーモン)が現れた。


「#%&#&%&’&」

「う....なんだ....これ」

「うごかない....」

「ビュイイ!!」

「これは、悪魔の言霊だ....」

「言霊だと....」

「言霊は....」

「え、みなさんどうしたんですか」

「まずい...グウ!!!!」


ガイルは最初に異変に気づいき、アリスが体が動かないことを確認した、あぬみんは長生きで物知りなので、悪魔が使ったこの技の正体を知っていた。

悪魔が使った言霊は女神であるホワイには支配が効かないようだが、ガイルは支配がされる前に片手に持っている短剣を太ももに落とし痛みで何とか支配を悪魔がアリスを長く鋭い爪で突き刺そうとしてガイルがそれを短剣で攻撃をそらした。


「おい、エンジェル達の支配を解け!!」


ガイルは悪魔にそう言うが、言葉は通じない


「#$%&%$#」

「言葉が通じているのかさっぱり分からんな〜でも、君には死んでもらうね、ブースト(身体強化)」


ガイルは身体強化をし腰に刺している短剣を両手に取り、悪魔のもとまで一瞬でつめ、短剣で首を斬り、ガイルはやったと思ったが、悪魔は長い爪二つを使い短剣を止めていた


「嘘だろ...全力ではないがこれを受け止めるとは...」

「ギュアアアアア」


悪魔はそう叫ぶと、短剣と短剣をもったガイルを一緒に投げよしたので、ガイルはその短剣を離し投げられることは回避し、予備の短剣を腰から取り出した。


「フルブースト、エンチャント」


そう言うと、先ほどとは比べられないほど早く悪魔に詰め寄り、短剣を悪魔の首目掛けて振りかざしたが、爪で軌道をずらされ、悪魔のツノを折った。

軌道をずらした爪も、切り落としていた。


「これでもダメか....」

「あれ、動ける...」


アリスは動けることに気づいた


「ビュイ」

「ガイルもう一本のツノも斬り落とすのだ」

「え、ああ、わかった」


ガイルはあぬみんに言われるがまま、ツノが折られ方を抑えているのでがもう一方のツノを斬り落とした。


「%$%グアア%$$%&%$」


怒り狂っていた。


「どおして言霊の支配がとけたんだ?」

「悪魔の言霊は片方のツノの能力、もう一方は回復の速度を促しているからだよ」


確かにさっき、斬り落とした爪は先程の長さに戻っていた。

ツノは戻らない様だ。


「じゃあ、ツノを斬り落としたのはラッキーと言うことか」

「ああ、でも魔力量は数倍に増えた」

「確かに、プレッシャーがさっきより桁違いだ」

「お父さん私も手伝うよ」

「いや、エンジェルは足手まといだ、あぬみんさん、クロさん、美奈さん協力お願い」

「わかった」

「わかりました」

「ビュイ〜」


あぬみんは杖を構え、美奈は背中に背よっている体が隠れる大きな盾を前に向け、クロは手と足がドラゴン化し、尻尾も生えた。


「ファイアーボール」

「ビュイイイ!!」

「ブースト!!エンチャント」


あぬみんが悪魔に向け、ファイアーボールを撃ったがかわされ、そこで、クロは爪で悪魔に斬りつけたが悪魔の爪で受け止められた、薙ぎ払われクロは飛ばされ、クロに視線が行っているところにガイルが首を斬りつけたが、さきほどまで傷をつけれていたが何らかの強化を施しているのか悪魔の体に傷をつける事ができなかった。


「硬くなっている」

「ファイアーボール」


悪魔がガイルを襲おうとしていたので、あぬみんの援護で悪魔はガイルから距離を取った


「#%$&$%#$”#&$%」


っと、言い終わると悪魔は複数の炎を出し、撃ってきた。

クロとガイルさんは避け、美奈は盾で防御をして、あぬみんはファイアーボールをぶつけ相殺した。


悪魔は技を切り替えた長い詠唱に入った。

悪魔の体が強く光赤色がどんどん大きくなった。


「$#%#$%$%&$#$%&%$%&#$%$#$%&%$%&%$」

「みんな私の後ろに隠れて!!」


美奈が後ろに隠れてっとそお言うと、みんなは美奈の後ろに隠れ、その瞬間悪魔から部屋全体に広がった。


「グウウウウ」


美奈は悪魔の攻撃に何とか耐えた、美奈が立っていない場所だけ地面がえぐれていた。


「#$%??」


悪魔は驚いていた、あれほどの大きな魔法を使ったの人間が生きていることに、ガイルは体にブーストと短剣にエンチャントを加え悪魔の首を斬り、クロも悪魔の心臓を貫いた....


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