47話

僕は色々あったが3日がたち、勇者の封印を解きに勇者が封印されている場所を探しに向かった。


封印を解いた影響か、最近ダンジョンではパンデミックが起きる事が多くなってきている。


これも、僕が封印の核となる女神を封印してしまったからなのだろうか....


まあ、僕が巻き込まれたパンデミックの被害者はダンジョンを守る自衛隊3名が身を呈して時間を稼ぎ民間人が逃げる時間を稼いだおかげで民間人は助かったと言えるが、これは不幸中の幸いっと言った方が良いのだろうか....


「浅沼、では行こう」

「そうだな」

「そうだね」

「ビュウ〜」

「行きましょう」


僕の部屋で集まってり準備が出来たので、あんみん、僕、美奈、クロ、ホワイ、5人は立ち上がり向かおうとするとアパートの天上から声がした。


「ちょっと、待ってください〜」

『ズドン』

と言う、何処かで聞いた声がすると、天井から大きな音がして、上を向いてみると黒服サングラスにお姫様抱っこされたアリスが天井を突き抜けてやってきた。


「あ、アリスさん!?」

「はい、アリスです」


アリスは平然とやってきて話に混ざってきた。


「私も行きたいです、勇者の封印をとくのを」

「どっからその話を...」


簿は質問をすると、アリスは手に トランシーバー見たいな音を聞く物を持っていた。


「これで盗聴をしていました。」

「と、盗聴!?どうして....」

「はい、最初は浅沼様の命を取ろうとしてまずは情報と思い家に盗聴器を仕掛けていたんですが、今では私は浅沼様の女になるべく浅沼様の事を知るために使っているんです。」


どうやらアリスが持っていた、トランシーバーの様な物は盗聴した音を聞く機材のようだ。


そんな事を見ていた美奈は僕に話しかけてきた。


「ねえ、あの子誰なの」

「あいつは、アリスと言ってマフィアのボスの娘で僕の命を狙った人」

「なんでそんなやつ浅沼くんを好きなんやの」

「わからん」


僕と美奈が話していると、アリスが美奈に対抗心を燃やしていた。


「あなたが、浅沼さん1番の女ですか!!あなたお名前は」

「美奈です...」


アリスは美奈に指を刺し名前を聞き出した。


「美奈、貴方は私のライバルです」

「え、あ、はい....」

「で、どうしたんですか?アリスさん」

「はい、ドラゴンでの移動との事ですが目立ちすぎです。私達みたいな人は多くいるので、ドラゴンでの移動は避けた方がいいです」

「じゃあ、浅沼様とクロ様とその他の方私に着いてきてください」


僕達は言われるがまま行ってみると、広い敷地の中に大きくて黒いヘリコプターが用意されていた。


「デカい」

「おお」

「うわ〜」

「ビュイ〜」

「そうです、特注で作らせたヘリです」

「どうぞお乗り下さい」


ヘリコプターの扉が『ウィイイン』っと言う音を経てながら扉が下に降り、ヘリコプターの入口に入ると、豪華な壁が装飾され、豪華なイスなどがあった。


「では、行きましょう、勇者が封印されているダンジョンに」

「知っているのか!?」

「はい、私達の情報網が多いので浅沼様のそばに居るあんみんさんが言っていた特徴と似ている場所がありましたので、そこにお送りいたします」


僕達は西の方にある勇者が封印されているとされるダンジョンに向かいヘリコプターで移動をする1時間は気まずい状態になっていた。


「美奈さんは今は浅沼様の1番ですが、私はその1番の座をもぎ取って見せますよ」

「へえ〜それは無理だよ〜」

「あら、そんな余裕ぶっているのも今のうちです!!この巨乳女が!!」

「え、えへ、そ、そんな大きいですか私は....」

「デカい」

「デカいの〜」

「デカいです」

「ビュイ〜」


僕達は美奈の胸をデカいっと言った。

「お嬢さん、着きやした、ここが例のダンジョンです。」

「ありがとう」


ヘリは着陸できる、広い場所を探し、そこに着陸をした。

アイリもヘリを降りた。


僕はてっきり送ってくれるだけかと思ったがどうやら違うようだ、アイリの腰の方をよく見てみると2つの短剣を両方の腰にさしていたので僕たちと一緒にダンジョンに潜るようだ....


「あれ、アイリさんも行くんですか」

「はい、浅沼様の戦う姿とまじかで見たいので、あと微量ながサポートをしたいので」

「でも、大丈夫なんですか」


美奈さんが心配すると、美奈さんにライバル心を抱いているアリスさんは反発をした。


「はい、大丈夫です。貴方よりも絶対強いです、怪力ゴリラ巨乳さん」

「か、怪力ゴリラ巨乳!?ど、どうして?」


多分だが、美奈さんが背よっている以上に大きな盾のせいだと思う。

さっき、アリスさんも持って重すぎて持てなかったのもそのせいだろう....


すると、『パタパタ』とヘリの音がした。

上空を見てみると、1台のヘリが僕たちの真上のにいた。


「だ、誰かが落ちてきました!!」


ヘリの扉が開いき上から降りてきた人を見て上を見ていた美奈さんが叫んだ。


「マイスイートエンジェル〜パパが来たよ〜」


っと上空から声が聞こえた。


「ふんぬ」

『ドスン』


っと土煙とともに、現れたのはアリスのお父さんが落ちてきた。

すごい人だとは思ったが、上空300メートルがあるはずなんだが、無傷で降りてくるとはスゴすぎる.....


「おい、浅沼くん俺も来てやったぞ〜」

「ガイルさん!?どうして?」

「それは、エンジェルが傷つかないか心配で、心配で....来ちゃった」


てへぺろっとべろを出した。

さすがに、おじさんがそれするのはきついぞ...


「お父さん私が心配なのはわかるけど、来ないでよ...せっかく浅沼様と2人っきりになる三段だったのに...」


「え、なんか言ったかい、エンジェル?」

「うんうんなんにもない」


「ねえ、浅沼くんあの怖い人ってアリスちゃんのお父さん?怖すぎだよ」

「大丈夫だよ、見た目と職業は怖いが根は優しいから」

「浅沼なんなのだ、その職業って」

「それは、マフィアのボスだ」


小声で2人は「ぇぇぇぇ」っと驚いた。

どうやら、ホワイはよくわかっていないようだ


僕とクロ、美奈、あんみん、ホワイ、アリス、アリスのお父さんガイルがパーティーに加わり6人になった。


僕達はダンジョンの中に入っていった。

このダンジョンは変わったことは無いが、ダンジョン内を進むにつれ降りている感覚はあるが螺旋状にクルクルと回っているような気がする。


やはり封印は螺旋状に伸びているのだろうか...


僕達は魔物が出現しないか僕を先頭にしてクロ、美奈さん、あんみん、アリスさん、ガイルさんと言う編成でダンジョンの探索をしていた。


ダンジョンは普通区切りに階段が出るのだがここは階段がなく下に降りているようあった。


「何だこれ?扉?」

「扉だの」

「扉ですね」

「すごいデカイ扉ですね」

「ビュイ?」

「浅沼様、この扉の先に何かあるのでしょうか?」

「わからない」

「浅沼くん開ける時きお付けてね」

「え、あ、僕が開けるんですね」

「当たり前だよ、エンジェル達は俺が守るから安心してくれ」

「はい」


ある程度歩いたところに扉の様なものがあり、それを僕がそ扉を開け中に入った瞬間!!


「来るぞ!!」

「はい」


僕は音が近ずく足音が聞こえ、魔物が来ることに気づき、近ずいてくる魔物は、300体入るゴブリンがいた。しかもゴブリンの中にまじってゴブリンが数十体がいた。


僕達は戦闘態勢に入っていると、僕より前にアリスさんが前に出ていった。


「アリスさん危ない」

「大丈夫です浅沼様、皆さん私の力を見せるので手を出さないでください」

「ほんとに大丈夫?」

「はい、浅沼様」

「エンジェル〜ここは俺がやってあげるけど〜」

「お父さんはそこでいて」

「は、はい...」


アリスさんはお父さんに強めの口調でいった


「では、行きます〜」


そお言うと、両方の腰にある短剣をとり両手に持ち物凄い速さで大量のゴブリンやオークに突っ込んでいった。

アリスさんが踏み出した地面は少し凹んでいた。

それほど強い力で踏み込みが強くそれだけでも強いのがわかるが、短剣を扱う技術も凄い。


「はあああああ」


ズバズバとゴブリンやオークの首をズバズバといとも簡単に斬り殺していた。


「すごい」

「だろ〜うちのエンジェルも俺と同じ身体強化っと言う物を持っているからな」

「身体強化?」

「そうだ、俺たちは古代人のスキルっと言う物を引き継いでいるんだよ」

「すごかっこいい、何そのスキル」


アリスはゴブリンとオークを殺し尽くした。


「どうですか?浅沼様私の実力」

「驚いたよ〜凄すぎ〜」

「本当ですか」

「かっこよかった」

「ありがとうございます浅沼様、どうですか〜美奈さん〜」

「すごいよ〜アリスちゃん」


アリスさんは美奈さんをおちょくるように言ったが、美奈さんはおちょくられたことに気づかずニコニコとすご言っと褒めていた。


僕達は、先に先に進むことにした。

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