第4話
「うんんん〜おはよう....クロ???」
朝日が差し僕は目を覚まし、横で寝ているクロに見てみると、クロの様子が少し変わっているに気づいた。
拾った時のクロの大きさ僕の手の平ぐらいだったのがクロは成長スピードが異常で
今では両手ぐらいまで成長していた。
「クロ....急に成長したな....体も胃袋も大きくなっているはずだからこれだけじゃご飯(魔石)が足りないかも...」
俺は、まだ巾着袋に半分くらい残っている魔石を見てつぶやいた。
「また、狩ってくるか?」
っと、短剣と昨日とは違う巾着袋を腰にかけてダンジョンに向かおうとするとクロが僕の足の裾を噛んで、今度こそ僕も行きたいと訴えているようだった。
「クロ、お前も行きたいのか?」
「ピュイ〜」
こまった......
ダンジョンに魔物と一緒に入るのはテイマーの冒険者ライセンスが必要なんだけどな....
「一緒に冒険者ギルドに行くか!!」
「ピュィ〜」
クロは僕の裾を離し喜んでいた。
僕が持っているリュックの中にクロ入れて冒険者ギルドに向かう事にした。
「クロ〜この中に入ってくれ〜」
「ピュ」
クロはためらいもなく僕がリュックのチャックを開けたリュックの中に入った。
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