コメント、失礼します。
読み終えて、たくさんの感情が湧いてきてすべてを言葉にできません...。世界観が素晴らしいです。
工場長とアリヤさんの人格は好きですが、行いの全てが善なのかと聞かれるとそうでないのだと思います。
しかし、それすら分かった上で、覚悟して子供の修理をすると決断したのだろうと思いました。
作者からの返信
お読みいただいてコメント、そしてレビューまでありがとうございました。
子供の製造が当然のようになされる世界。その中で悪とされる修繕を二人は自らの正義で悪と知りながら行っています。
レビューに書いていただいた通り、架空の世界観でありながら、現実世界にも共通する倫理観を問う作品を、というのは一つのテーマでした。読み解いていただき、嬉しいです(^^)
子供の修繕、というか立ち直りに手を貸す、というのは現実の世界ではアリだと思いたいです。
作者からの返信
そうですね、問題に直面した子が立ち直るための手助けは大切なことだと思います。
この作品において、「壊れた子供の修繕」が具体的にどういう行為なのかということは、あえて描写していません。
カウンセリング程度の手助けが違法とされる世界なのか、たとえば脳をいじるような(現代の我々からすれば)えげつない行為がこの工場では行われているのかは不明です。
なので、「強制的に直してやる」ことの是非は、読んだ方の想像次第ですね。
作品の核心に迫るコメントを二つもお寄せいただき、ありがとうございました(^^)