第2話 部屋に軟禁
王女の行動は魔女に筒抜けでした。なので、
ところがその頃、お城には失恋をした町の女性が沢山、王女様に面会を申しこんでは体よく断られる事例が多く発生します。
王子様は
魔女に扮した女性は恋を叶える薬を作り、街中の失恋をした娘たちに配ろうとしますが、失恋した娘が幸せになれば、別の娘が失恋をし、また城に行けば恋が一発逆転をして、両思いになるという噂をきいて更に多くの娘たちがあらわれて、その堂々巡りに疲れた魔女の変身がとけて、声が綺麗なだけな嗄れた老女の姿に戻ってしまいます。
それに気がついた城内のものはパニックになりますし、こうなれば今度、魔女は王子様と契約をして国を乗っ取ろうとします。
が…王子様は確かに声だけは自分の愛しい姫に似ているこの老女が自分が愛した姫だとは到底思えません。
むしろ、自分の愛した姫を殺して声を奪った女性だとしてして牢屋にいれようとします。
しかも、そこに海岸の方の異常現象から真実を知った海の王様トリトンもやってきます。
実は海岸の方では王女の本来の目的である行動を町娘がしており、だからこそ魔女も焦って惚れ薬を作ったのでした。
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