第2話新しい生活
「さて、家で働いてくれているメイドと執事を紹介するよ」
樹がそういうと2人のメイド2と
の執事が千鶴の目の前に並んだ。
そしてカルビンもみんなと同じように千鶴の目の前に並んだ。
「それでは1人1人自己紹介してもらおうかな?」
「はい!それじゃあ、まず私から」
一番左にいるメイドが元気よくそう言った。
「私の名前はアーロンドロゼ22歳です」
「わざわざ年齢を言う必要なかっただろう」
ロゼの隣にいたメイドがそういった。
「別にいいじゃん、お姉ちゃん」
ロゼの髪型は綺麗な長い髪の金髪で目は綺麗な青色だった。
「私は普段部屋の掃除と洗い物を担当しています」
「それじゃあ、次、お姉ちゃんの番だよ」
「わかってるよ!」
「私の名前はアーロンドカルマンです」
「普段は部屋の掃除と料理を作っています」
カルマンの髪型は短めの金髪で目は
ロゼと同じ綺麗な青色の目だった。
「えっとー、次は私の番ですね」
「それでは、改めて私の自己紹介をさせていただきます」
「私の名前はアルベルトカルビンです」
「普段は水回りの掃除を担当しています」
「最後は私ですね」
「私の名前は、ベルモンドベルグです」
「私は普段は書斎の整理をしています」
ベルモンドは50代ぐらいの男性で頭にはたくさんの白髪を生やしていて、口元にも白い髭を少し生やしていた。
千鶴は一息ついたあと、自分の自己紹介を始めた。
「あたくしは樹様の妹で羽島千鶴といいます」
「皆様、これからよろしくお願いします」
千鶴は頭を下げながらそういった。
そして、みんなは大きな拍手で
千鶴を笑顔で祝福した。
「それでは、みんな早速で悪いんだが部屋の掃除をしてきてくれるか?」
「了解しました!」
メイド達は声を揃えてそう言った。
「あっ、そうだ!樹様先にこの写真をお返ししておきますね」
カルビンはそう言いながらさっき千鶴に見せた写真を手渡した。
「ありがとう」
「いいえ、無事にお返しできてよかったです」
カルビンはそういった後、掃除を始めた。
「そういえばお兄様お部屋が随分多いようですけど、何に使ってらっしゃるんですか?」
「ああ、物置の部屋が多いかな」
「一応ね18畳の部屋が15個ぐらいあって2階に大きめの書斎があるよ」
「千鶴が好きな本があるかどうかは分からないけど、後で少し見てくるといいよ」
「はい!」
「あっ!あと好きな部屋自分の部屋にしていいから」
「ありがとうございます、お兄様」
千鶴はこれから始まる生活に少し怯えながらも喜びを感じていた、
「どうしたんだよ千鶴そんなに笑顔で」
「これからカルビンさん達と一緒に暮らすの何だか楽しみだなと思って」
「ああ、そうだな、俺も楽しみだまた、あの時みたいに千鶴と一緒に暮らすのが」
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