第六話 なんか、情報、ゲットした?
「樹里は、なんかの情報、ゲットした?」
「うん
したよー
友達からの情報では、毎日この五人の悪口を言ってるみたい
例えば、青橋美玲って、ぶりっ子だよねーや咲崎巫女は、名前が変だよねー、もうちょっといい名前なかったのかな?と言っていたそうです」
うわ、悪口じゃん
「ごめん
私、そんなに調べてない」
と私が言う
「大丈夫
初めてにしては、ちゃんとしてるよ?
自信持って」
と悠真に言われる
「うん
悠真の言う通り、最初にしては、順調ー
僕が始めた頃と比べると良い方だよ」
と樹里にも励まさせられる
そして樹里は、私のことをハグをする
なぜっ!
「頑張ったから、ご褒美
良いでしょ?」
そんな可愛い顔で見ないでくれ
私は、耐えきれず
「良いよ・・・
でも、後でなら
きつくしないでね」
と言う
樹里の顔は、パァーと明るく笑う
「やったー!」
「ずるい
俺もする」
と悠真が言う
嫉妬か?
なんで?
「じゃあいきます!」
「俺も」
と言い、二人は、私を抱きしめようとする
「待った!」
ん?
ドアから、声が聞こえてきた
「私も入れて!」
と冬美が入ってきて言う
「聞いてたの?」
「うん!
悠真と樹里だけ、ずるい!
私も入る!」
と言い、冬美が私達のことをハグする
何これ?
温かい
もうちょっとこうしてても良いね!
私は、そう思った
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