第五話 どうゆう状態だ?
「犯人と思われる人をどうやって絞るの?」
と私は、樹里と悠真に聞いた
「聞き込み調査」
と悠真が返してくれる
「そう、そう
聞き込み調査、大変なんだよ
いつも僕と悠真がクタクタになるんだ」
と樹里が言う
そんなに疲れるんだー
「よし、行くぞ」
と悠真が樹里を引っ張って部屋を出ようとしていた
「待って!」
と言い私は、二人を追いかける
「あの、いきなりすみません
ちょっといいですか?」
「えっ、あたしになんか用?」
私は、年下の子でこの五人の中で仲が良い人に聞き込み調査をしていた
「あなたの友達、水訳歌輝に恨みを持っている人を知っていますか?」
「んー?
誰だろう?」
「分かりませんか?」
「うん
あたしには、わからないや
ごめんね」
「いや、大丈夫ですからね
ご協力ありがとうございました」
とペコリとお辞儀をし、次の子の所へ行った
「あのっ、すみません
水訳歌輝を恨みを持っている人を知っていますか?」
もう一人、歌輝と仲がいい人に話を聞く
「んー
あっ!
「それは、本当ですか?」
「確かだけどね」
「愛好の苗字って、分かる?」
「
「ご協力ありがとうございます」
と言い、またペコリとお辞儀をする
ガチャ
「お疲れ様ー」
「お疲れー
悠真」
悠真は、部屋で自分のパソコンを使って、亡くなった五人の友達などを調べていた
「なんか、情報掴めた?」
「うん
羽田根愛好という人が恨みを持っているじゃないかというのだけ」
「ありがとう
初めてにしては、頑張ったね」
と言い、悠真が私の頭をワサワサと撫でる
妹や弟にするかのように
ガチャ
「ただいまー」
と樹里が顔を出す
「ず、ずるいー!
僕も葵を撫でたい!」
樹里が大きな声を出して、私を守るかのように悠真と私の間に入る
これは・・・
どうゆう状態だ?
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