第四話 本題に入りたいと思います

「本題に入りたいと思います」

そう、陽乃凛が言う

「はいっ」

とスッと悠真が手を挙げる

「どうぞ

悠真」

と言われ、悠真が立ち声を出して言う

「はい

その事件では、女の子しか殺されていません」

確かに

あっ

そうそう、ノートにとらなきゃ

私は、悠真が言った事をノートに書いた

「その子達の共通点を探したら、いいと思います」

と言い終え、悠真が座り、陽乃凛が黒板に書く

「はいっ」

「はい、葵ちゃん」

「あの、亡くなられた人の名前を教えて下さい」

「あー

ちょっと、待ってね」

と陽乃凛が言い、黒板に名前を書いていく

私は、その間に座った

そこには、【青橋美玲あおばしみれい赤花冬あかばなふゆ咲崎巫女さきざきみこ水訳歌輝みずわけうか雛形茉里ひながたまり】と書いてあった 

私は、急いで亡くなった人の名前を書いた

この子達の共通点かー

この子達は、確か可愛くてクラスで噂をしているのを聞いた

「可愛い子しか殺されていませんね」

私は、思わず声に出した

「えっ?」

花奏が反応する

「確かに!

この子達は、確か可愛い

その事に恨みを持った人がやった事だと考えれば、辻褄が合う!」

と樹里が言う

「よしっ!

この五人に恨みを持っている人を探し出す!

じゃあ、分担します

冬美、花奏、私は、聞き込み調査

悠真、樹里、葵ちゃんは、恨みを持っていそうな人を絞る

いい?」

「「「「「はいっ!」」」」」

















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