第2話

いつも通り小説を読みながら


うたた寝をしてしまった。


あったかい時間が流れる空間に


綺麗な声がひびく。


<お前は何を望むのか>


何も思わないはずもなく


頭の中に


若い肉体と永遠に等しい時間が欲しい


そんな想いを描いてしまった


その瞬間に目が覚めた。


その日から私の時間は永遠に変わったのだ。


無限にある時間で何をするか考えなくてはならない


私の日常が非日常に変わった一日目である。






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死にたい私は死ぬ事が出来ない @tontoko

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