第9話
「おい、三春....」
俺は今、妹を目の前で正座させている。
「あなたが犯した罪の内容を言いなさい」
「えぇっと~、ケーキがあったので食べました★てへぺろ★」
「てめぇ一回死んでみっか?あ?」
「しゅみましぇん」
むぐぐ...かわいい...
「ちょいと、ケーキ買ってこい」
「わかりました..」
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はぁ.....疲れた.....
かわいいけど、少しやんちゃだからなぁ....
そう思いながら、俺は自分の部屋でくつろぐ。
え~と、今日何日だっけ.....
そうして、カレンダーをみると....
「あ...あしたテストやん...」
そう、明日は普通に、前期中間テストなのだ。
「まぁ..いっか」
そうして、漫画を読み続ける幸助だった。
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「なぁ、お前さぁ、今回のテスト自信ある?」
「今まですべきことをすれば、だれでも満点取れるだろ」
「え?お前まさか.....勉強できる感じ?...」
「できるもなにも、授業を聞いてればできるだろ」
「いや、一日中学校で寝てるやつが言っても説得力ねぇよ!」
「大丈夫だ、問題ない.....」
「ありまくるは!」
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そうして、テスト結果が発表された。
「お前...きもぉ...」
そう、俺は普通に500点満点だった。
「お前,,,,,ガリ勉だったのか....」
「教科書を見れば、暗記できるだろぉ?」
「なぁ..お前に頼みがある...」
「なんだ?」
「俺に..べん」
「だが..断る」
「まだ何も言ってねぇよ!」
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