第3話
「結局さ~...俺どうしたらいいんだよ...」
「断ればいいでしょ」
お前がリア充になるなんてことは、絶対に認めない。
「だよなぁ~、いくら美人とはいえ、一回もしゃべったことねぇからな...」
「で?いつ返事をするつもりなんだ?」
「今日の放課後だ」
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告白の返事は、近くの喫茶店でやるらしい....
まぁ...行くに決まってるよね★
そうして俺は、ひろしが告白の返事をする喫茶店...ヒステリックバーにやってきた。
こんな名前の喫茶店って、あったっけ?...
そして俺は、ひろしらしき人物を発見した、すでに石川穂香らしき人物もいるようだ。
「その...告白のけんなんだけど...」
「友達からってことでいいかな?....」
まぁ...だろうな。
「分かり...ました..」
こうして、ひろしのリア充化防止作戦は成功したのであった。
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学校で暇していた俺は、今更クラスメイト表を見ていた、しかし、その中に少し見覚えがある名前を見つけた。
「清水葉月」
あ、やべ、幼馴染やん...接触してみるか。
そして俺は、廊下を歩いていた葉月に声をかける。
「お~い!葉月~!久ぶりだな~」
覚えているよな?...なぁ...
「え?....」
そう彼女は困惑の声を発してから、逃げていった...
え?これって...無視?それとも忘れてるだけ?どっち?....
こうして...脳内をめちゃくちゃにされた幸助であった。
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「あぁ~...死にてぇなぁ...いっそのこと自殺してみっか」
心にもないことをいってみる....だが気持ち的には、もうボロボロだよぉ...
ガタン!!と大きな音が鳴り、音が鳴った方向をみると....
何もなかった...
「え?ポルターガイスト?....」
とものすごいくらいきままな幸助であった。
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