2020年4月18日 秋の七草、撫子

――神奈川県 横浜中区某所 オフ会別会場――


▶埼玉の西川口で戦っているのと同時刻、横浜で行われているオフ会の会場でヒナヒナークローン50人ほどに棗、みらの、黒川、玲海が囲まれています。そうこうしているうちに、ヒナが2人くっついて、ぐちゃぐちゃと白黒のように身体を融合し、狐耳が鳥の羽根のように身体から浮き出てきています


黒川「いやいやいやいやいや!!!やばいって……!」

玲海「いやいや……死んだわこれ」


みらの 「ナンダヨ。サクットオワラセテダーリントイッパイヤルツモリガー」


黒川「一応前張って見るけど……!棗さん、頼んます!」


棗「わかってる、が……、どこまでやれるか。まずいと思ったらすぐ下がれよ」


玲海「というかやばくない?下がるにも室内だしなぁ」


棗「最悪の最悪だが、建物を壊してでもお前らを逃がすさ。――さあ、あがくぞ」


▶悪魔合体したヒナを殲滅しますが、ぐちゃぐちゃになったヒナが秋月このはの形に無理やり肉片をつないで形作られていきます


みらの「おわー!? おめぇ気持ちわりぃなぁ!!」

黒川「やっべえ……。偶像崇拝、ここまで行くんだな……」


棗「むしろ戦闘能力的にもっと高くてもおかしくはなかったと思ったが……。リソースをあれに割いているのか?」


▶ヒナこのはが、肉片で形作られた銃弾が最後列の玲海に当たります。玲海の様子が少しおかしいですね


玲海「――んん……?いや、えっと……、その……。あ、これヤバい!ヤバいって!秋夜、秋夜、シューヤ……」


みらの「ダーリン後ろもやばいからちょっと時間くれ!」

みらの 「――秩序と安寧をもたらす天の祝福を此処に。開け、聖界の扉。『セイクリッド・キー』」

みらの「んでもって……ここはマカセロー! 行かせないわよ! 電子の壁を越え、鍵を手にせよ。『エレクトロン・キー』」


棗「稼げるだけは稼ぐ!ちっ、耐えろよ!」


黒川「――すまん!先に撤退するっす!」

玲海「好きな人……撫子様……じゃない。女の子じゃないの……誰だったっけ……撫子様……じゃない……」


棗「退くぞ!ここで失う命はないからな」

棗 「ありったけだ、全弾もってきやがれぇっ!」


▶棗と黒川は撤退しました


みらの「結界張っていると動けないんだけどねーっと。うおおおおりゃあああああ!!」


▶電子の壁でヒナこのはを圧殺しましたが、崩れ落ちながら後ろでこっそり肉片で銃を作り、みらのにも打ち込みます


みらの「!!?? ……ごふっ……」

みらの「せ……正々……堂々と……前から来い……よって……ねぇ」


▶大量の血を吐き、震えながら前のめりに倒れます


みらの「ヒュー……ヒュー……ナデシコサマ……ニゲレタカナ……」

玲海「思い出せないよぅ……。撫子様……撫子様……違う……」


▶そのまま瓦礫が崩れ落ちました

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