薬草学院の御庭番 門を開く者

人物紹介

柊　結月（庭師）　

幼くして天才の祖父から薬草を学ぶ。父親が正体不明なのでエラーと呼ばれ薬草学院に進学できない。祖父の残した柊植物園の薬草を守る事を信念としている。幼い頃より動物や植物と意思疎通が可能。この力を伸ばし、強力催眠術（操り人形マリオネット）にて相手を瞬時に操ることができる。暗部の上司である片桐の推挙で薬草学院の庭の手入れをしている。資格はないが真緑国の薬草師の暗部黒百合部隊の特級クラス。無口でどこか憂いを帯びている。が、体術もこなすクールビューティー。愛称、結月姫。

亡き柊祖父が残した薬草を薬草学院に寄贈することになり。その代わりに結月も同行となる。

柊　征志郎（一年）

清子の異父弟。病弱であるが優秀。母代わりの結月を慕っている。合気道の才があり、どんな攻撃も交わすことができる。しかし、体術で倒すことはできない。戦闘を長引かせ薬草にて倒す。

梶　時長（一年）

征志郎の友人。ライフルで毒薬を撃つ。

一本木　蓮（一年）

友人・接近戦で注射をする。

楠　映美（一年）匂いで薬草の正体がわかる

椿原千草（一年）薬草の調合が得意

片桐文蔵（教師。薬草師）　

結月の才能を見抜き学校に入れた薬草師黒百合班のリーダー。水延人とのエラー。武闘派。

柏原　昴（薬草師）

黒百合班。薬草部生物課。子持ちの真面目な新品種の収集家。

銀杏瑠美（薬草師）

黒百合班。薬草部医療課。彼氏募集中。薬の開発者。　

桜木一也（二年生）　

漢方薬老舗薬舗の若き後継者。落ちこぼれだが他エリアに詳しい。

上檜恵梨香（三年）

三年代表。

柏　琴葉（薬草教師）

実家は化粧品店。花とコスメに詳しい女子。治療以外の使用法に精通している。

椎名　仁志（薬草教師）

薬草を焚くディフェイザーの新機種の研究が趣味。

橘　芽生（庭師）　

車椅子の青年。結月の相談相手。

椚香代（学院長）

結月の出生を知る人物。才能ある結月を疎んでいる。

柊　紀香　

薬草師として若き弟帝を癒しに行った際、恋に落ちる。彼が亡き後、一人産み育てる。現在は長期入院中。

柊　元也　

結月を産んだ紀香と結婚。婿入りする。研究所の職員。

五芒国　五つの国の総称。互いの利益で冷戦対立関係。

六芒国　全ての五芒国が接する中心圏。五芒国の恩恵を受け政治を司る首都。王家は諸外国へとの交渉を荒事となす。王家には『先祖返り』と言われる血族代々の神通力があるとされ、現在の王、真穂王は台風の予知を行っている。

鎖国条例　五芒国間の移動は国の許可が必要。また、他エリアへの接触、転居は例外を除いて禁止。

薬草学院。

数ある学校の中、ここは薬草を学ぶ狭き門、トップ学校である。卒業生の多くは製薬会社や医薬品の開発会社に従順している名門。新緑国の民しか入学はできない。貴重な薬草が育てられている。

薬草　　抗生物質の薬剤が主流であるが、この地域でしかで取れない薬草は薬品開発や儀式などで用いられる貴重なもの。地球温暖化により標高の高い真緑国では大切に育てられている。

薬草師　

薬草学院を卒業し資格を得た薬草のスペシャリスト。有能者は特殊機関「薬草部」に抜擢され他エリアと交渉にあたる。

薬草部黒百合班　

他エリアと物質交換の際、国外に出て交渉にあたる任務。その際、他エリアに生息している植物を採取してくる。時には盗賊や危険な目に遭うことも或る危険な任務。片桐がリーダー。特に黒百合班は危険な任務を担う。