発想が実に素晴らしいですね。
悪役令嬢ものは数多くあれど、屋敷のメイドから異世界転生者がどのように見えるかを描いた作品なんてそう無いのではないでしょうか?
性悪で有名だった令嬢が階段から落ちたことを切っ掛けに、性格が一変。
破滅フラグがどうのこうのとワケがわからぬ事を口走るようになったものの、メイド達への態度がガラリと変わって優しくなったのでした。
それだけで済んだら結構な話だったのですが……この屋敷には他所から来たお嬢さんではどうにもならぬ深い闇が隠されていたのでした。
所詮、優しいだの、心が綺麗だのは、本人が決められることではないのでございます。ある者に優しい人が、万人に等しく優しい博愛主義者だと誰が決めたのでしょう?
スカッと爽快「ザマァでございますこと!」と笑い飛ばしたい方は是非!