第4話 放課後の作戦会議
ぼくたちは校庭の真ん中で
「今日こそは、どっちがすごいか勝負だぞ!
「
「そうだ、そうだ」
「何で勝負するんだよ」
「かけっこだ。
「けっ、かけっこならいいぞ」
1組と2組の戦いで、間に入る人がいないと
「まずは
「
「わたしはねえ、ぐるぐるっていつもはコンパクトになっているけど、5~7メートルもあるのよ」
「ええ! すごいんだねえ」
ぼくは
「わたしは1.5メートルくらいかしら。
「同じ
「そんなことないよ。ぼくなんて10センチしかないもん」
ここで大きさ
「ともかくだ。走る順番だ」
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
以上のような
「
——これは
「やろう。みんなで協力すれば絶対に勝てるよ」
ぼくはそう言い切った。
「そうよね」
「がんばりましょう」
「時間だよ。それじゃあ、両チームはスタート位置について。他のメンバーたちは自分の持ち場に
——いよいよ始まるんだ。
ぼくは
「しっかりしろよ。
「あ、うん——
「なんだよ」
「がんばろうね」
「お前に言われなくても
「そ、そうだね。うん」
——なんだろう。こういう時は、なぜか
ぼくは
トップバッターの
「それでは、位置について。よーい、——スタート!」
つづく。
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