(注:ネタバレあります)
自分が知らない名前の都市ばかりだったので一つ一つ場所を調べながら、デンマークって広いんだなぁなんて思いながら、「僕」と一緒に旅してました。きれいなまちの情景が景色が頭の中に浮かんでは遷移する静かな感覚、その静かな中にドキっとする一文がふいに現れる感覚が心地よくて好きでした。
とっくに冷めていたコーヒーは何を意味するんだろうとしばらく考えています。「僕」が来る前から淹れられていたのか、「僕」が来て「僕」に出すまでに時間がかかったのか。。
短い章を丁寧に追っていく感覚も好きでした。すごくいい時間をありがとう。
(初めてレビュー書くのでこれでレビューになっているのか不安です。。何か失礼あったらごめんなさい)