バッドエンドになるかと思ってたら、救いのあるエンドでした。
やっぱり、何かを創りたいという気持ちは止められないものですね。
書いている途中は、時間がかかって苦労しようとも。
完結、お疲れ様でした。
作者からの返信
いろいろと読み進めるのしんどかったと思うのに、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
創作をキーにした物語にはもともと興味を持っていましたが、『物語終了課』を見た時は【こんなやり方があるんだ!】と衝撃をうけました。
その物語の作者たるヤケザケさんに読了してもらえるなんて、本当に感無量です。ねぎらいの言葉も嬉しいです。
今、この物語のスピンオフ作成中ですが、だいぶやる気を貰いました!投稿始めたら、また見に来ていただけたら、幸いです。
ではまたノシ
ごきげんよう、完結おめでとうございます、そしてお疲れ様でした。
正直なところ、あまりにも自分とは違う「物語」へのアプローチだったので、その壮絶さと凄絶さに絶句するばかりで、よく判らなかった、というのが本音です。
作家は孤独、そしておじいさまやミサキ先輩の創作への姿勢から、素人の私が想像できるのは、昭和初期から中期にかけての純文学作家、私小説作家、特に無頼派のような創作姿勢が垣間見えて、確かに私のような素人にはわからない高度なお話だな、とも思いましたが(感情の発露が孤独、とは純文学作家の方がよくいうロジックですよね、それすらなんで?と判らない私なのです)、ここまで読者を恐れ闇を、毒を浴びせるその原動力(それが、作者様の怒りから発しているのだろう、とは想像できるのですが)が、あまりにも私の普段の感覚とは違いすぎていて。
なのに最後まで、一気に読了したのは、やはりこの物語の持つ熱(それが作者様の怒り?)、苦しくて毒を吐瀉するような痛みを感じさせるその言葉の勢いに呑まれた(もしくは惹かれた)から。
そしていきなり次元が低くなるのかもしれませんが(それこそ私が残念な脳の持ち主でこの物語を最後まで理解できなかった原因なのでしょう)、物語の構成の妙、だったと思います。
第1章の創作へのアプローチというリアリティのある導入から始まり、創作者の内面の葛藤、葛藤の苦しみがSF的な、もしくは幻想的なギミック(文子)により広がっていき、それがやがてエンターテインメント的な展開で収束していく、その緻密に計算された構成。
作者様の「なにかへの怒り」が元かもしれませんが、物語はその怒りすら俯瞰して捉えて緻密な計算により物語を完結させている手腕は、純粋に凄いな、と。
本当にこんな失礼に当たりそうなコメントしか書けなくて申し訳なく思っています。
それでも、最後の1行が、本当に私にもよく判る、そして本当に素敵だなと思える1行でした。
物凄い作品に出遭えたことに、感謝を。
ありがとうございました(長文乱筆、失礼いたしました)。
作者からの返信
最後まで読破、ほんとうにありがとうございます(毒と闇が濃いので最後まで読破していただける方はなかなかいないので作者的には喜びもひとしおです)!
内容に関してはそう難しく考えずともよいです。
あまり小説界の歴史とかもろもろ分からない人間が自分の想いを全力で吐露した結果がこの物語なんですよ!未成年の主張的な気持ちでこの物語を創ったと言うことです。そこには自身の怒り、絶望、憂いが過分に織り込まれています。
あとは物語最後の言葉
「作っていないとつまらない」
に関して。
小説を書いてると、どうしても分析して見てしまうせいでエンタメをなにも楽しめず、作品完成に追われる強迫観念からノベルもプラモもアニメも詰まれていく……後輩にこの話して「人生詰んでる」言われたときは思わず笑った。
もうまさに苦行的と言わざるをえない小説を書くという『生き方』。でも辞められないのは「作っていないとつまらない」という想いがあるからだろうなぁ……それを今回の物語の最後にぶつけた感じです。この想いは現状がどうだろうと周りがどう言おうと関係ないですからね!
【追伸】
当時(数年前)の自分はこれで全て主張したつもりでしたが、まだ主張したいことがあって、現在同じ世界観のスピンオフ的な長編を執筆中です。
いずれ公開するつもりなので、その時はまた寄って下さい。