【完結】文書(ぶんしょ)ロイド文子シリーズ原典 『サッカ』 ~飽話(ほうわ)の時代を生きる皆さんへ~ 俺は何が何でも作家になりたい! そう、たとえ人間を《ヤメテ》でもなぁ!!
【第10話】ヤスフミとヨシナリの青春時代 幕間《中庸からの補足》(※王者兼道視点)
【第10話】ヤスフミとヨシナリの青春時代 幕間《中庸からの補足》(※王者兼道視点)
――――最後の方は一方的に近いヤスフミの感情の
「なんて過去だ」
「同感です。ミサキ先輩の過去がこんなにも
「その姿で言うな」
「申し訳ありません」
間接的とはいえ、先輩の過去を垣間見た俺は吐き気を押さえるのに精一杯だった。
「……気持ち悪い」
「ミサキ先輩がですか?」
「んな訳ねえだろっ、クソ野郎がっ!」
そんな俺達を意地悪く見つめる影ひとつ。
「我が補足説明してやろう」
気付けばすぐ傍に
「たあーんと召し上がりな」
「あの孫娘の
「アッハハハ、何言ってんの? ……ふざけんじゃねえゾっ、中庸おおおおおーーーー!」
「これは、我自身の
喰う前に聞こえた中庸の
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます