【完結】文書(ぶんしょ)ロイド文子シリーズ原典 『サッカ』 ~飽話(ほうわ)の時代を生きる皆さんへ~ 俺は何が何でも作家になりたい! そう、たとえ人間を《ヤメテ》でもなぁ!!
【第19話】『至高性対サッカ刀=ペーパーナイフ2』のイリョクを見よ!(ようやっとメイ討伐完了?)
【第19話】『至高性対サッカ刀=ペーパーナイフ2』のイリョクを見よ!(ようやっとメイ討伐完了?)
――――
『アンの野郎……たった一人の
感慨にふけるミツバチ。
対して記憶の戻った(というより俺がメイの身体を
「あああああああああーーーーーーー!」
「私は、わたしは、神に造って
「おまえ、ほんっとうに、人間
対して
同情の余地など欠片も見当たらない。
そう、記憶がよみがえってもコノ反応なのだ。
コイツの昔はとうに消え失せている。
容赦はしない。
「いいな」
『ああ、やってくれ』
一応、ミツバチに一声かける。彼も友の想いを踏みにじり、目の前で
「
「了解しました。ゲートオープン。『
俺の目の前に開いたブンシュの海の裂け目から解き放たれた人間の背丈ほどある巨大なペーパーナイフが俺に突撃してくる。
「いつ見ても
その刀身をギリギリで
ペーパーナイフは「ブヒン」とひと鳴きすると、身震いさせ刀身を俺に預けた。
「さあ、アイツを殺るぞ」
「ブヒヒーーーン」
目標を定めた俺は勢いのままメイを切り裂く。
「ぬがあああーーーー!」
メイの
光の粒子になって消えていくメイ。
だがすぐさま、メイの上空に開いたブンシュの海の裂け目から大量の
「無駄だ。
先ほどの
「身体が崩壊すればリサイクルされる。私は常に一定の状態を保つように神に
その言いぶりから、おそらく
俺は構える。
一方、
「人間は
「おまえはなんでそこまで人間にあきらめを覚えるんだっ!」
「人間は
メイは言い聞かせるでも無く、学者が淡々と
「
「『コイツ、
このメイに対する著しい
「『うおおおおおおおーーーーーー!』」
ミツバチの分も上乗せした怒り真っ赤に染まったペーパーナイフを握り込み、
だがメイは事もなげにつぶやき。
「……フンッ」
軽く俺達をあしらってしまった。
「じゃあな」
興味なさげに手を振るったメイの前の前にブンシュの海への入り口が出現し、でもコレは入り口と言うよりブラックホールのようで、強力な
「……あまり面白くなかったな」
「メイ、さん、マジ
思わず、ついさっきの
自分がこのまま消滅しようが構わないと言うほどに全てがどうでも良くなる。
これがブンシュの海に
……
無理も無い。
ブンシュの海の
ああは成りたくない……
「うわああ、何コレ様々な声が、
『先ほど私が取得した『
いつの間にそんな能力を!
というツッコミは無しだ。
今更、文子の能力
文子の姿が無く、俺と同化? していることも含めて。
「そういう物だと理解するしか無い」
そんな俺の心を読んだかのような軽口をして、現われたのは、このとめどない
どうやらヤスナリさんはとある
今なら俺を
そして俺は是が非でも無く飛び付いた。
こんなとこで
「私を
告げられたのはシンプルかつ一方的な願い。
ヤスナリさん曰く、とうに時間の感覚も忘れ、光の無い世界で、困り果てたところに俺の放つ『
その光が
ヤスナリさんはただ一言。
「
そして俺はヤスナリさんの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます