【完結】文書(ぶんしょ)ロイド文子シリーズ原典 『サッカ』 ~飽話(ほうわ)の時代を生きる皆さんへ~ 俺は何が何でも作家になりたい! そう、たとえ人間を《ヤメテ》でもなぁ!!
【第12話】『作家』なんて気持ちの悪い生き物なんだよ!『駆除対象』なんだよっ!(アンが『サッカ』に転生したワケ)
【第12話】『作家』なんて気持ちの悪い生き物なんだよ!『駆除対象』なんだよっ!(アンが『サッカ』に転生したワケ)
――作家を目指した。アマチュアだけど
『話書いてるんだ、すごいね』
誰も僕を
だからこそ
そして話の中で殺した。
自分のことが気持ち悪くなった。
しつこく絡んでくる知り合いを
小説を書き上げて投稿した後はその知り合いとの関係一切を断った。
価値が無くなったから捨てた。
その行為が
そのスベテが苦痛でたまらなかった。
そんなとき、自分が
「……気持ち悪い」
自分の抱いてきた
だから
「ああ、気持ち悪いだろう。きもち悪いよなあ。そうなんだよ。
いままで抱いていた思いが
気持ち悪い
気持ち悪い
消えてしまいたい。
でもタダデハ消えたくない。
せめて気持ち悪い自分を刻み続けよう。
妹のナカに。
ココロに。
スベテに。
それから俺は泣き叫ぶ妹を向こうの
……そして
もう動く気は無い。
さらさらない。
徐々にぼやける視界の中で、俺はただただ『
いや、
……なあ、神様よ。
見てるんだろう?
見えてるんだろう?
そのすかした
てめえらにとってオレタチはなんなんだ。
ただのヒマツブシの
……ふざけるな、ちくしょうめ。
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