応援コメント

【第11話】『サッカ』への呼び声……だが断る!」への応援コメント

  • ごきげんよう、壮絶、いえ凄絶な思考、戦いですね。

    ちょっと私が物語を紡ぐときの思考とはまるっきり異次元の感覚なので、読んでいて絶句してしまいました。
    中庸が創作の敵なのでしょうか? 中庸を知ることと創作は、私の中ではなにも敵対しないので(というより常識が一定のラインにないと物語が嘘くさくなりそうで)ここまで拘り精神を削らなければならないのかと、本当に絶句しました。

    作者からの返信

    精神を削るというか、作家という生き方はまぁマジでしんどいよねって意味をめちゃめちゃ込めた感じです。
    特に均一人生のくだりは
    作家とはネタ集め人生だからつらい、悲しい、うれしい、全ての出来事をネタとして考えてしまう。だから人生のイベントをネタ集めの一環と喜ぶことが出来ず感情の起伏も均一になる。

    絶望を通り越してもう笑うしか無い現状をシニカルに物語にしたらこうなった感じです。

  • 言葉を失うほどの凄絶な世界観です。敵は「中庸」ですか……。漢字が出てきていたので儒学思想の中庸のようですが、確かに作家とは相反する言葉かもしれません。常識に縛られていては独創性のあるものは作れません。何かを創作する者にとって身につまされる物語です。

    作者からの返信

    中庸の名前のソースですが、自分が大学にいた頃、工業デザイナーの深澤直人氏の講義を受けたことがあり、その時氏が言ってた、もの作りの上で心がけてるのが、『ありそうでないもの』つまりは『中庸《ちゅうよう》』を突き詰めると、だいたいほとんどの人の心に響くモノが作れる!だがそれは本当に難しいことなんだ。というもので、感銘を受けた自分は『ありそうでない物語』を作ればより多くの人の心に響く!と、その考えを話作りの精神に当てはめてた。だからある意味『中庸』って自分の話作りの目標のひとつであるので、強敵の名前に当てはめた!という長々とした経緯があります。